2018.05.09UP老後の蓄え、足りてますか?2人暮らしの平均支出は1カ月約28万円
老後の生活には何かとお金がかかり、年金による収入だけでは充実した暮らしができないことも少なくありません。ここでは、老後に必要となる生活費と、自身で賄わなければならない金額について解説したいと思います。
2人暮らしにかかる平均消費支出額
まずは夫婦2人での生活にかかる消費支出額について解説していきます。以下の図をご覧ください。
この図からは、伸び幅には年ごとに差があるものの、2人以上の世帯の消費支出は増加傾向にあることが読み取れます。また、持ち家の有無による消費支出の差は4万円程度となっており、決して少なくないことがわかるでしょう。
不動産投資では、老後にローンがない状態のマンションを資産にできるため、税金などを差し引いた家賃収入がそのまま収入となり、生活費にあてることができます。また、マンションの一室を住居とすることも可能であるため、上述した持ち家の有無によって生じる4万円の支出を節約し、その分も生活費にあてることができるのです。
老人ホームへの入居にかかる費用
一方で老後は老人ホームに入居しなければならなくなる可能性もあります。
上図からも分かる通り、老人ホームに入居する場合、入居一時金として約300万円、月額利用料として約17万円、介護保険料として月額2万千円程度のお金が必要となります。これらの金額は子どもが複数おり、安定した収入があれば、一部を負担してもらうことも可能かもしれませんが、できれば子どもに負担はかけたくないという方も多いことでしょう。
不動産投資によって得られる家賃収入などの収益は、有料老人ホームへの入居際して必要となるこれらの支出にもあてることができるため、子どもへの負担を軽減できるだけでなく、退職金や年金を無駄に切り崩す心配も必要ありません。
まとめ
2人での老後の暮らしには、1か月あたり28万円程度のお金がなければ充実した生活ができないともいわれています。不動産投資によって得られる収益を年金や退職金にプラスすれば、それに近い金額を捻出することができ、お金の心配をすることなく、平穏な老後生活を送れるでしょう。