2023.04.21UP     安全な資産運用!
元本割れしない個人向け国債を購入するメリット

「元本割れのない投資をしたい」「リスクはほぼゼロで安全に資産運用をしたい」という人の選択肢として、
個人向け国債があります。個人向け国債とはどういう商品なのか、
その特徴や種類、メリットについて解説します。

家計の国債保有額の推移

国は2003年から個人向け国債を導入しています。
令和元年の個人向け国債の発行額は約5.2超円でしたが、
令和3年度は新型コロナウイルスの影響もあり、発行額は約3兆円に下がっています。

家計の国債保有割合の推移は、2015年が1.1%、2016年が1.2%、2017年が1.1%、
2018年が1.2%、2019年が1.2%、2020年が1.1%、2021年が1.0%です。

個人向け国債は最低金利が0.05%に保証されている点、
また国が若い世代や女性に対して個人向け国債の保有を推し進めている点などを考えると、
今後も家計の国債保有割合は大きく下がることなく横ばいで推移していく可能性が高いです。

個人向け国債を購入するメリット

個人向け国債にはどういったメリットがあるのでしょうか。
他の投資商品とは異なる特徴や種類も合わせて解説します。

個人向け国債は、個人が小額から購入できる国債の一種です。
1万円単位から購入可能であり、利払いは半年ごと(年2回)となります。

◇個人向け国債の3つの種類
個人向け国債は、以下の3つの種類に分かれています。

・固定3年
満期3年、固定金利、基準金利-0.03%、最低保証金利0.05%

・固定5年
満期5年、固定金利、基準金利-0.05%、最低保証金利0.05%

・変動10年
満期10年、変動金利、基準金利×0.66%、最低保証金利0.05%

◇個人向け国債を購入するメリット
個人向け国債の最大のメリットは、元本割れがなく、国に利払いが保証されていることです。
また、購入額に上限がないため、小額から始めるだけでなく、大口で購入するなど自身のライフプランや
ご家庭の都合に合わせて購入できます。さらに、国債を購入する際は手数料が一切かからないのもメリットです。

まとめ

個人向け国債は、国に元本と利払いが保証されているので、極めて安全性の高い投資方法といえるでしょう。
同じようにリスクの低い投資方法として、不動産投資や投資信託が挙げられ、
いずれの投資も、初心者や女性が安心して始められる投資です。とりわけ不動産投資は、
資産を安定かつ大幅に増やせる可能性があります。