2022.12.09UP     働く女性が貯蓄よりマンション投資の方が
向いている理由と強みの活かし方

現在は記録的な低金利が続き、「貯蓄から投資」という流れが加速しています。
なかでも、働く女性が注目しているのがマンション投資です。
今回は、マンション投資と預貯金の利回り、そして働く女性に適している理由を解説します。

預貯金に比べて有利な利回りのマンション投資

マンション投資とは、購入したマンションを賃貸あるいは売却して収入を得る方法です。
マンション投資が注目されている理由には、現在の超低金利が関係しています。

1990年の1年定期の金利は3%以上がほとんどでしたが、1993年からは金利が下がり続け、
2022年の定期預金金利は0.003%ほどです。普通預金の金利が0.001%であり、双方の差はほとんどありません。

そのため、預貯金を増やすために定期預金を選んでも、
結果的に普通預金と変わらず「ただ預けているだけ」になってしまっているのが実情です。

一方で、マンション投資の利回りは、マンション購入価格で家賃を割って計算されます。
ただし、実際には「キャップレート」を基準にして決まることがほとんどです。
キャップレートは「還元利回り」や「期待利回り」などとも表されます。
マンション投資の利回りはこのキャップレートが大きく影響し、銀行の金利が変動したとしても変わりません。

キャップレートの算出方法は「(家賃収入-経費)÷不動産価格×100」です。
都内の利便性の良い駅から徒歩10分以内の物件であれば、5~6%程になるでしょう。

なお、2016年頃から銀行の貸出金利も低下傾向が見られます。
この点では低金利時代はローン借入に有利であり、マンション投資に適していると言えるのです。

働く女性がマンション投資に向いている理由と実践方法

女性がマンション投資に向いている理由はいくつかありますが、ここでは3点について解説します。

・ライフスタイルの変更に対応しやすい
結婚や出産などでライフスタイルの変化が生じた時、働く女性の多くは自分の時間が減少します。
株式投資などを選んだ場合、毎日相場の変動を細かくチェックするのは難しいでしょう。

マンション投資では、入金確認や入居者募集などの管理が必要ですが、これらは時間の調整が可能です。
管理会社へ委託してしまえば、このような管理すら不要です。

・女性は現実的な考え方を持つ
男性は「投資で大成功」といった大きな夢を持つことがあり、
FXのようなハイリスク・ハイリターンな投資に挑戦する人も少なくありません。
一方、女性は現実的な考え方を持ち、リスクが少なくて確実にリターンが期待できる方法を選択する傾向が見られます。

そのため、働く女性がコツコツと貯めた資金を運用するなら、社会情勢や取引市場による大きな損失がほとんど無く、
継続的に収入が得られるマンション投資が向いていると言えるでしょう。

・気遣いやコミュニケーションが得意
マンション等の不動産の価値は管理状態によって変わります。
特にマンション投資では「空き室=収入減」になるため、管理会社選びは重要です。そのためには、
管理会社と定期的に打ち合わせを行い、入居者や近隣に対する細かい気遣いも欠かせません。
こういった細かい付き合いは女性の方が向いています。

まとめ

金利が低い近年では、お金を貯めるよりも投資することが資産形成のポイントです。
働く女性が投資を始めるなら、管理にかける時間が少なくて済むマンション投資が向いています。
女性ならではの細やかな視点と対応は、安定した収入につながるでしょう。