2022.11.25UP     金の価格が高騰中!
有事に強い金投資のメリットとは

投資には様々な種類があり、現物から仮想通貨まで幅広い投資商品が選べます。
中でも「金(Gold)」は市場価格が上昇しており、近年で特に注目を集めています。
ここでは、金投資の近況やメリットなどについて見ていきましょう。

2019年から相場が上昇傾向の金投資

金の価格は2019年から上昇傾向が見られており、2020年の最高額では「7,063円/グラム」を記録しました。
なお、2022年08月26日 09:30公表(日本時間)の価格は「8,532円/グラム」です。

金には有事に価格が高騰しやすいという特性があります。2020年からはコロナショック、
2022年前半はウクライナショックなどが有事の例です。その結果実物資産への回帰が進み、
金そのものが投資商品として見られる機会が増えました。そのため金の価格が高騰したと考えられているのです。

また、特に直近では円安による影響も金の価格高騰を促進していると言われています。
これは金がドル建てでの取引を基本としているためで、円安の状態が続くと日本での金価格は
それに比例する形で上昇していきます。

金投資の基礎知識

一口に金投資といってもその方法は複数あります。
代表的なものとしては、現物の金を購入する「金地金」や外国政府が発行する金貨を購入する「金貨」、
毎月少しずつ現物の金を購入する「純金積み立て」などです。

金投資のメリットとしては、株式のように投資先の不祥事や倒産などによる損失リスクがない点が挙げられます。
また、金そのものが世界中で広く認識されている資産である点や、インフレに強く、
物価が高騰した際に資産が目減りするのを防げる点も金投資のメリットです。

一方、金投資では利子や配当金などの不労所得が望めない点や、購入した金をものとして所有している限り、
盗難のリスクが伴う点などがデメリットとなります。また金価格は変動するため、
自身の望む金額で取引できるとは限りません。

まとめ

金は大きな不利益が生じるリスクが少なく、初心者向けの投資対象でもあると言えるでしょう。
株式のように銘柄を選ぶ手間や倒産などによる損失リスクがありません。
ただし、金は取引価格が増減するので、より安定した利益を得られる投資方法をお探しなら不動産投資がオススメです。