2022.06.03UP     貯蓄型保険は本当に必要?
貯蓄型保険で貯畜や投資はやめておいた方がいい理由

貯蓄の代わりに保険に入る方は少なくありません。
しかし、日本における保険はその仕組み上、本質的に割高傾向にあります。
海外の保険と比べても返戻金の率が低く投資効率が悪いともいわれています。
ここでは、なぜ貯蓄型保険が投資に向いていないのか詳しく見ていきましょう。

直近の保険の加入意向は掛け捨て型よりも貯蓄型を好む人が多い

ある公的機関の調査によると、近年の保険加入の傾向は掛け捨て型が27.1%であるのに対して、
貯蓄型志向の人は63.8%と、明らかに貯蓄型を好んで選ぶ傾向が強いことがわかります。

保険という性質上、加入したときから万が一のことがあっても
契約上の保険金が満額で受け取ることができる点は安心であり、
この点は貯蓄とは明らかに違うメリットです。

ただし、掛け捨て型と比べて貯蓄型は掛け金が高く、
満期前に解約するとかなり低い率の返戻金しか受け取れない可能性があるので、
解約時期には注意しなければなりません。
もちろん、商品によっては満期時に実際に支払った保険金よりも多く受け取れることもありますが、
加入期間が長いとインフレリスクも高くなる、という弱点もあります。

実は貯蓄型保険は貯蓄や投資に不向き?

貯蓄型保険を保険という視点ではなく、貯蓄や投資として見た場合はどうでしょうか。
①保険は保険会社が運用する利回りや事業経費などを予測して保険料を決めるので、
通常の金融機関の預金利率と比較するとより低くなる。
また、バブル期には年5%の予定利率だったものが近年の国債の利回り低下の影響で標準金利0.25%から0%となり、
過去最低水準となり、貯蓄機能としては非常に悪い条件下にある。
②保険なので自由に途中で引き出すことができず、満期前に解約すると元本を下回り、
会社が倒産した際は100%の元本保証なし。
③保険加入時、毎年の運用においても、通常の金融商品と比べて割高な手数料を取られる。
④保険加入時の予定利率がずっと適応されるので、
満期になった時に金利が上昇していたとしてもその恩恵を受けることができない。

以上の理由から、保険は貯蓄や投資という観点から見てコストパフォーマンスが低く、
あくまで別物として考えることが重要です。

まとめ

保険を貯蓄や投資の代わりに行うものととらえることにはリスクがあります。
保険は保険商品として評価・検討し、資産形成の手段としての投資とは分けて考えるべきものです。
特に近年の日本は低金利、ゼロ金利、という環境下にあるので、
海外の金融商品を含めて積極的な投資による資産形成を検討する必要があるといえるでしょう。