2022.02.25UP     女性でも投資はできる?
月々の投資が少額なものから始めてみよう!

低金利時代といわれる今、預貯金だけで手元の資金を増やすことは困難です。
男性よりも平均生涯収入が低いといわれる女性の場合、老後に不安を覚える人も多いでしょう。
女性にこそ投資が必要な理由とオススメの投資方法をご紹介します。

賃金格差と不安定な女性の収入

男女平等や女性の社会進出についてよりよい環境づくりを進めている日本ではありますが、
賃金に注目したときには、残念ながらまだまだ現実的ではないともいえるでしょう。
世界経済フォーラムが公表した「ジェンダー・ギャップ指数2018」の各国における男女間賃金格差の調査では、
日本は149か国中110位と低い結果になっています。

しかし日本の女性の社会進出が進んでいないわけではありません。
結婚・出産を経ても仕事を続ける女性は増えています。
それでもなお男女間の賃金格差が見られる背景には、
ライフステージの変化に左右されやすい女性の収入の不安定さが挙げられます。
例えば、産休や育休、育児との両立のための時短勤務や、
夫の転勤や親の介護のために正規から非正規雇用者になるなどの影響が考えられています。

少額から投資可能!
女性にオススメなローリスク・ローリターンの投資

女性が資産形成を始めるなら、ライフステージに大きな影響が及びにくい投資がオススメです。
例えば少額で始められるものやリスクの低いものを選ぶとよいでしょう。
ここでは女性におすすめの投資を4つご紹介します。
いずれも元本が目減りする恐れがなく、利息や非課税措置などでリターンが得られるものです。

・財形貯蓄
企業が従業員の給与から毎月一定額を天引きし自動的に貯蓄するもので、福利厚生の一種です。

・個人向け国債
個人でも購入できる国債のことで、国債を購入すると定期的に利息の受け取りが可能です。

・少額株式投資
1万円~10万円以内の少ない資金から株式投資を始められる金融商品です。
株取引の知識をつけたい初心者にもオススメです。

・少額投資信託
投資信託とは投資家から集めたお金をプロのファンドマネージャーが様々な金融商品に投資し運用する商品のことです。
数百円から1万円程度から購入が可能なので予算に合わせて少額から金額を設定できます。


上記4つの方法で投資に慣れたら、徐々にミドルリスクでリターン率のよい投資にステップアップしていくとよいでしょう。
ライフステージの影響を受けやすい女性の場合には、
手間をあまりかけずに行える区分マンション投資などの不動産投資がオススメです。

まとめ

超低金利時代の今、少額から始められる投資は女性の資産形成の大きな第一歩です。
投資と聞くとリスクを恐れて身構えてしまいがちですが、
ライフステージの影響を受けやすい女性にこそトライしてほしい資産形成でもあります。
勇気を出して最初の一歩を踏み出してみましょう。