2022.02.11UP     独身女性が経済的安定を得るために押さえておきたい不労所得の作り方

コロナ禍での働き方の変化をきっかけに、経済的な安定について考え直し始めた独身女性の方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、独身女性に向いている不労所得をご紹介します。自分に合った選択肢を確認しておきましょう。

独身女性に向いている不労所得の種類とは

数ある不労所得の中から、独身女性に向いているものをご紹介します。

・賃貸収入を得る
不動産投資や駐車場経営によって賃貸収入を得る方法は、手間をかけず安定的に不労収入を得られる方法です。
大変なイメージのある管理も、管理会社に委託することが可能です。

注意したいのは、ローンを組むタイミングです。
安定的な給与収入がある場合は融資を受けやすいのですが、フリーランスでは審査が厳しい傾向にあります。
今後独立を考えている場合は独立前にローンを組むようにしましょう。

・積立投資信託で分配金と譲渡益を得る
毎月一定額を積み立てるタイプの投資信託もオススメです。
税制優遇のあるにすればさらに効率的でしょう。

・ブログやYoutubeの運営
アドセンス広告やアフィリエイトで収入を得る方法で、アクセス数が増えるほど収入が大きくなります。
コンテンツのアップやメンテナンスは必要ですが、クリエイティブな活動が好きな人にはオススメの方法です。

老後にはいくら位不労所得があると安心?
目標額が決まったら不労所得の選び方を知ろう

総務省統計局「家計調査報告2019年」によると、高齢単身無職世帯の消費支出は約14万円/月です。
ゆとりをもって15万円/月と考えると、「180万円/年」となります。
また、厚生労働省「簡易生命表」より、女性の平均寿命は約87歳ですので、
65歳からを老後と考えた場合、平均的な女性の老後期間は「22年」です。

これらのデータをもとに考えると、独身女性の老後資金の目安は180万円×22年の「3,960万円」となります。

一方で、老後に得られる収入もあり、その主なものは年金です。
老後資金から年金収入を差し引くと、老後に備えていくら準備しておくべきかが見えてきます。
(厚生労働省年金局のデータ『平成28年度厚生年金保険・国民年金事業の概況』より)

【厚生年金の場合】
(年金収入)
厚生年金保険(老齢年金のみ)平均年金月額14.4万円×12ヵ月=172.8万円
172.8万円×22年=3801.6万円

(老後資金-年金収入)
3,960万円-3801.6万円=158.4万円

【国民年金の場合】
(年金収入)
国民年金(老齢年金)平均年金月額5.6万円×12ヵ月=67.2万円
67.2万円×22年=1478.4万円

(老後資金-年金収入)
3,960万円-1,478.4万円=2,481.6万円

上記から、退職金や生命保険準備金などを差引いたものが実質的な不足分になるため、
この部分を不労所得で補うことができれば理想的です。

男性に比べて長生き傾向にある女性では「安定して」「長期的に」得られる収入源が求められることから、
数ある不労所得のなかでも不動産投資がもっとも相性が良いといえるでしょう。

まとめ

独身女性の老後には2,000万円前後が必要ですが、30歳から3万円/月の貯金を続けても、
65歳で約1,260万円、と不足する可能性が高く、不労所得を作って備えておくのがオススメです。
独身女性と相性のよい不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。