2022.01.07UP     共働き夫婦の貯蓄と資産形成!
よくある悩みを分かりやすく解説!

共働き夫婦といえども、老後に備えた資金の貯蓄や資産形成は容易ではありません。
夫婦の世代によっては、大きなライフイベントで今ある貯蓄もほとんどなくなってしまう可能性があるからです。
今回は、共働き夫婦の貯蓄と資産形成のよくある悩みについてご紹介します。

共働き夫婦の貯蓄と資産形成のよくある悩み

今の時代、夫婦共働きという家庭は多いでしょう。そんな夫婦共働き家庭にはどれくらいの貯蓄があるのでしょうか。
一口に共働き夫婦といってもその夫婦の世代はさまざまです。
また、夫婦の世代によって貯蓄の金額も変わってきます。

総務省が行った2020年の家計調査によると20代~30代の平均貯蓄額は708万円、
40代になると1081万円、50代になるとその金額は1703万円まで上昇。ご覧のように世代が上がるにつれて貯蓄額も増えています。
しかし、どの世代でも今ある貯蓄をすべて老後資金にまわせるとは限りません。

30代や40代であれば住宅購入や子どもの教育などのライフイベントのために出費がかさみ、
貯蓄がほとんどなくなってしまう可能性もあります。そんなライフイベントにも備えつつ、
老後の資金をいかにして貯めるかというのが多くの共働き夫婦が抱えている悩みでしょう。

【世代別】夫婦の資産運用の悩みの解決策

30代や40代の夫婦は、住宅購入や子どもの進学など人生の中でも大きなライフイベントが多い世代です。
ライフイベントに備えつつ、老後の資金も貯めておきたいという悩みを持った家庭も多いのではないでしょうか。

資産運用は、生活に支障のない範囲の貯蓄を使って行うのが基本です。
資産運用を行う場合は万が一に備えた貯蓄は残しつつ、その余剰金を使って行うことを心掛けましょう。
ただし、ライフイベントの多い30代や40代の夫婦ではそれほど多くの額を資産運用にまわすことは難しいかもしれません。
まずは預貯金などを優先して、水道光熱費や保険料など毎月の固定費を見直してみましょう。

家計を見直した上でオススメしたいのが、つみたてNISAや不動産投資型クラウドファンディングです。
どちらも少額から始められる上に預貯金よりも高利回りとなっており、併用すればリスクを分散することもできます。

まとめ

今回は共働き夫婦の貯蓄と資産形成のよくある悩みについてご紹介しました。
共働き夫婦といっても世代によってその貯蓄額は異なるのが特徴です。
特に30代や40代は大きなライフイベントの多い世代であるため貯蓄が大きく減ってしまう可能性があり、
資産形成が難しい場合もあります。まずは家計を見直し、
その余剰金を使って少額から始められる資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。