2021.09.21UP     コロナ禍で日本の経済は大打撃!そのなかで好調なインターネットショッピング

コロナ渦は日本経済に深刻な影響を与え、収入が減った、あるいは失業したという人も少なくありません。
その一方で、インターネットショッピングが好調との報道がされています。
今回は、コロナ渦が日本経済に与えた影響と好調なインターネットショッピングの利用額についてご紹介します。

経済は打撃を受けている

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言や外出自粛要請により、人々が外出する機会は著しく減り、
その影響を最も大きく受けたのが、旅行代理店、航空産業、宿泊施設、外食産業など人流に大きく関わる業種です。

内閣府の発表によると新型コロナウイルス感染症が拡大した2020年の実質成長率はマイナス4.8%でした。
これはリーマン・ショック後の2009年に次ぐ戦後2番目の落ち込みとなっています。
2020年は、前年に比べて輸出額が減少したのはもちろんですが、
個人の消費が大きく減少したことも大きな要因といえるでしょう。

コロナ禍でもインターネットショッピングは好調

新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために最も重要なのが「3密」を避けることです。
しかし、交通機関や飲食店だけでなく、換気がしづらく、
大勢の人が集まるデパートやショッピングモールも3密になりやすい場所となります。

そこで、3密を避けて買い物ができるオンラインショッピングが注目されるようになったのです。
実際にコロナ渦の影響を受けた2020年は、インターネットショッピングを利用する人が増えています。
2020年に1世帯がインターネットショッピングに使った金額は、
前年の2019年と比較すると14%以上もアップしており、業績は好調です。
具体的な月平均支出額は次の通りです。

<2020年の総世帯におけるインターネットを利用した月平均支出額>
・1世帯あたり:14,557円(前年比14.8%アップ)
・2人以上の世帯:16,339円(前年比14.0%アップ)
・単身世帯:11,229円(前年比18.9%アップ)

近年、オンラインショップの数が増加するとともにサービスも向上し、送料無料・交換可能・即日配達なども可能となりました。
これらのことが、さらにオンラインショッピングをする人の増加を後押ししているといえるでしょう。

まとめ

コロナ渦で日本経済が大打撃を受け、
旅行代理店、航空産業、宿泊施設、外食産業などで働く人は不安を募らせているのではないでしょうか。
将来の不安を軽減するためにも、不動産投資などの資産運用で副収入を得られるようにしておくことをオススメします。