2021.09.17UP     日本の高齢化社会で女性は何歳まで生きる?2040年の推定は?

長寿大国と言われている日本ですが、
女性は何歳まで生きられるのでしょうか。
長生きすれば、それだけ生活するためにもお金が必要です。
今回は、日本人の平均寿命の推移と、
老後のためにオススメの資産形成方法をご紹介します

日本の高齢化における平均寿命の推移

日本人の寿命は、もともと世界の寿命と比べて長かったですが、
ここ約30年でさらに高齢化しています。
厚生労働省のデータによると、1990年と2019年を比較した場合、
男性の平均寿命は75.92歳から81.41歳に、女性の平均寿命は81.90歳から87.45歳に延びています。
このままいくと、2040年には男性の平均寿命は83.27歳、女性の平均寿命は89.63歳になると予測されています。

平均寿命はあくまでも寿命なので、
すべての方が健康に暮らしているとは限りません。
病気にかかると医療費も必要になりますから、
長生きする可能性が高い女性は男性以上に老後のための資金について考えておくことが重要です。

女性は長生きする確率も割合も高い! 老後の生活設計が大切

令和2年版厚生労働白書によると、
日本人の65歳の、90歳および100歳までの生存確率は、
1989年から20年の間に大幅に上昇しており、男女を比較すると
やはり女性のほうが長生きする確率が高いという結果です。

・1989年
90歳まで 男性 22%、女性 46%
100歳まで 男性の2%、女性 7%

・2019年
90歳まで 男性 36%、女性 62%
100歳まで 男性の4%、女性 16%

これらのデータをもとに推測すると、
2040年には90歳までは男性 42%、女性 68%、100歳までは男性の6%、女性 20%となり、
65歳の日本人女性の5人にひとりが100歳まで生存する計算になるのです。

女性は長生きする割合が高いため、再就職する割合も6割と高くなっています。
100歳になると子どもも既に高齢者となっているでしょうから、
誰にも頼らず安心して老後を過ごすためには、長生きするために十分な資産形成をしておくことが重要です。

まとめ

年齢が若いうちは、
お金が必要になったら仕事を見つけたり転職したりすればよいでしょうが、
高齢者になると、なかなか難しいのが現実です。
長い将来のためには、預貯金をするだけでなく、
不動産投資などの資産運用を検討しておくことをオススメします。