2021.08.27UP     日々の暮らしについてどう感じている?昔とは違いがある?

日常生活を送る中で、経済的に満足できていないと感じることもあるのではないでしょうか。
今回は、一般的に日々の暮らしについて経済的にどう感じている人が多いのか解説します。
給料は毎月安定してもらっているけれど、将来的な老後の貯蓄ができていないと悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

日々の暮らしについて経済的にどう感じている?

2019年の厚生労働省の調査によると、生活にゆとりを感じている人の割合は下記の通りとなっています。

・大変苦しい:21.8%
・やや苦しい:32.6%
・普通:39.9%
・ややゆとりがある:4.7%
・大変ゆとりがある:1.0%

50%以上、つまり半数以上が苦しいと感じており、ゆとりがあると感じている方は6%を下回っている状況です。
理由としては、貯蓄ができるような収入を得られていないことが挙げられます。

これは日本全体における社会問題であり、単に転職すれば解決できるとは限りません。
満足できる生活にするためには、給料など条件のよい仕事を探すだけではなく、
給料とは別に収入を得る方法を考えることも大切だと言えるでしょう。

生活が苦しいと感じる人は30年で増加している

厚生労働省の調査によると、1989年の調査で生活にゆとりを感じていたかどうかの割合は、以下の通りとなっています。

・大変苦しい:11.3%
・やや苦しい:26.4%
・普通:53.8%
・ややゆとりがある:7.6%
・大変ゆとりがある:0.9%

30年前と比較すると、生活にゆとりがあると感じている方は減少していることがわかります。
ゆとりがあると回答した方の合計は1989年では合計で8.5%だったため、約3%以上も減少しているのです。
さらに、苦しいと回答している方は約37.7%であり、2019年の54.4%よりも17%近く少なかったことがわかります。

自分がまだ若い頃には、家庭内で経済的に特に苦しい状況とは思っていなかったけれど、
自分が働いている現在は苦しいと感じている方は、日本で珍しくないのです。

まとめ

この30年の間で、日本全体で日々の生活が苦しくなっているという変化がありました。
転職するだけで必ずしも生活にゆとりができるとは限らない状況の現代では、給料以外の収入も確保しておくのがオススメです。
早い段階で不動産投資などの方法により、資産形成をして備えておきましょう。