2021.05.07UP     新型コロナウイルス感染症拡大による働く女性への影響は?

新型コロナウイルスの感染拡大は女性の働き方にも影響を与え、
なかには退職や転職を余儀なくされた方も少なくありません。
この記事では、女性にとって投資や資産運用が重要であることを理解していただくために、
新型コロナウイルスの感染拡大による女性の雇用の変化や再就職率について解説します。

新型コロナウイルスによる雇用の変化

今回の新型コロナウイルスの拡大により、飲食業界やホテル業界など、
さまざまな業界が打撃を受けました。

NHK・JILPT共同調査では、2020年4月以降に新型コロナウイルスが
仕事に影響(失業・離職・休業・労働時間急減)を与えたと回答する人は男性が18.7%、女性が26.3%でした。
女性の雇用形態別では、正社員が18.4%、非正規雇用では33.1%という結果が出ています。

つまり、女性は男性より社会情勢の影響を受けやすい立場にあり、
非正規雇用の女性においては約3人に1人が何らかの影響を受けたということが言えるのです。

新型コロナウイルスの感染拡大については、いまだ予断を許さない状況です。
また、今後新たな社会問題が発生すれば、さらに雇用に影響が及んでくる可能性もあります。
将来のことは誰も完全に予測はできません。先行きが見えない現在だからこそ、
女性はいざというときのために資産形成をしておくことがとても重要だと言えるでしょう。

再就職をした女性は6割程度

「新型コロナウイルスと雇用・暮らしに関するNHK・JILPT共同調査」によると、
職を失った人の状況として、2020年4月以降に職を失った人で11月1日までに再就職できた人の割合は、
男性が75.9%、女性は61.5%です。女性の方が10ポイント以上も低くなっていることが分かります。

再就職できる時期が遅くなればなるほど、収入がない時期が長引き、より多くの貯蓄が必要となります。
そうならないためにも、投資や資産形成をして複数の収入を確保しておくと安心です。

まとめ

自己資金をもとに投資をしたり資産形成をしたりすれば、今のライフスタイルのまま収入を増やすことができます。
今の仕事が続けられるか、将来のために十分な蓄えができるか不安な方は、
投資や資産形成を始めてみてはいかがでしょうか。