2018.12.11UP     子どものいない夫婦の約3割が不妊検査・治療経験あり。

結婚から出産までの時間が長期化!不妊治療を受ける人が増えている!

●不妊治療を受ける夫婦は増加傾向にある

厚生労働省が公表している「平成27年(2015)人口動態統計の年間推移」によると、結婚から第一子誕生までの期間をみてみると、1985年には1年未満が41.5%なのに対し、2014年には30.3%と減少しています。そして第一子誕生まで3年以上という家庭が1985年には11.5%だったのに対し2014年では26.7と倍以上の数値になっています。

第一子誕生までの時間が長いことで不妊を心配する夫婦も増加しており、社会保障・人口問題基本調査が2017年3月末に公表した「現代日本の結婚と出産代5回出生動向基本調査(独身者調査並びに夫婦調査)報告書」によると、不妊を心配したことのある夫婦は3組に1組以上、そして子どもがいない夫婦は調査対象の55.2%と高い数字になっています。

不妊検査や治療を実際に受けた・現在も受けているという夫婦は全体の18.2%で前回よりも1.8%増、また子どもがいない夫婦で不妊検査や治療を受けたことがある・現在も受けている割合は、全体の28.2%で前回よりも1.6%増えています。

●不妊治療は種類により異なる

不妊治療は基本的に保険適用外になるケースが多いため、費用は高額なうえ、病院や治療内容によっても費用が変わります。不妊治療の主な費用は次のとおりです。

基本検査:不妊かどうかを確認する基本的な検査です。月経周期に合わせて何度か検査する必要があり、卵管造影や男性も検査を行うと数万円以上になることもあります。

タイミング療法:自然排卵での妊娠を促しますが、うまくいかないときは排卵誘発剤を使用します。1回で1~2万円程度です。

人工授精:施術者の約9割が4~5回目までに妊娠しています。上手くいかないときは何度か検査や通院する必要があり、5~6回目で人工授精できない場合は体外受精を行います。1回あたり2~3万円が目安です。

体外受精:採取した卵子と精子を体外で精子が自力で卵子に入るまで待ち、分裂し発育した卵を子宮内に移植します。平均通院回数は月6回ほどで、1回の費用は安いところで30万円、高いところだと80万円以上することもあります。

顕微鏡受精:採取した卵子に、人の手で精子を注入して受精させ、分裂・発育をした卵を子宮に移植する方法です。こちらも病院によってばらつきがあり、安くて30万円、高いところだと100万円以上かかることがあり、卵子の発育状況の確認のため連日通院する場合もあります。

不妊治療で働くのが難しくても不動産投資で資産形成が可能!

不妊治療は女性の身体への負担が大きいうえに、金銭的にも大きな負担となります。不妊治療で体調を崩してしまい、仕事を辞めてしまう女性もいます。将来を見据えて貯蓄を行いながら不妊治療となると、貯蓄では賄いきれないという夫婦も多いです。そんなときは、不動産投資を考えてみてはいかがでしょうか。
不動産投資は、所有している物件の管理は管理会社に任せることができ、物件選びも空き時間にパソコンから行えます。加えて体力も必要としないので、体調のよいときに済ませることができます。万が一入院となったときでも不動産投資を行っていれば、毎月一定の収入が確保できますし、利益を将来の貯蓄に回すことも可能です。

まとめ

結婚してもなかなか子どもができず、悩む夫婦は増加傾向にあります。不妊治療は女性に負担が大きいうえ、費用も高額になります。そのため将来を考えた貯蓄を行うのが難しくなってしまう場合があります。不動産投資は管理会社に物件の管理を依頼できますし、物件チェックも空き時間で行えるので不妊治療をしながらでも簡単に行うことができます。そうした治療費を捻出しつつ、将来のための貯蓄や資産運用を考えているのであれば、不動産投資がオススメです。