2018.11.27UP     親も資産も永遠じゃない!親と同居中の女性のための不動産投資

日本の未婚率は増加し、親と同居している人が増えている

●交際相手のいない独身者が急増中!

国立社会保障・人口問題研究所が行った「第15回出生動向調査」で、交際相手がいない独身者の割合が発表されています。このデータによると、18~34歳までの男女で交際相手のいない割合は1987年から男女とも増加傾向にあり、2015年には男性で69.8%、女性で59.1%と過去最高の数字になっています。
しかし、いかに経済的に自立している独身者でも、単身世帯は最もお金がかかる暮らし方になります。単身だとすべて自分一人のものとなるため単価は高くなりますが、2人以上で暮らせば一人あたりの消費コストが減ってきます。そのため単身世帯は貯蓄に影響が出る暮らし方と考えることができ、無駄遣いを避けたい人の中には親と同居している人もいます。

独身女性は親や親族と同居している割合が高い

●独身女性は「身内密着型世帯維持」が多い!

総務省統計局が行った平成27年度の国勢調査で、独身女性が住んでいる世帯を年代別に20代から50代まで分類しています。40代までは親と同居が1位、2位が一人暮らしとなっていますが、50代以降になると逆転し一人暮らしが1位、2位以降は父親や母親と同居や兄弟と同居といった「身内密着型世帯維持」という形で暮らしている傾向が男性よりも顕著です。

いつかは親との別れが来る親と同居している場合は、料理や洗濯、近所付き合いなどといったことは親がやってくれるでしょうし、家賃なしという場合もあります。そのため一人暮らしをするよりも楽ができ、メリットも多いですが、いつかは親の死や介護といった問題が起き、経済的に自立しなければならないときがきます。
親と同居で甘やかされていた場合、料理などの家事が一切できない、相手を高望みしすぎるといったことで、結婚を逃してしまう女性は多いです。また、経済的に自立しようと仕事を探そうとしても、現在の日本では女性の待遇が男性より悪く、女性が経済的に自立していくことのできる仕事を探しにくいため

まとめ

今は親と同居でもいいと考えている女性は多いです。しかし、自分の将来を考えたとき、自分自身も年老いていき、病気やケガをすることも、介護が必要になって経済的に不安な状況に陥ることもあるかもしれません。
自身の将来のことを考えるのであれば、親と同居中に蓄えた資産を、老後も安心して収入を得ることのできる「不動産投資」で運用して、経済的に自立し将来に備えておくことをオススメします。