2018.11.20UP     「一生独身で生きていく」と決意した女性におすすめしたい、ワンルーム購入

ライフスタイルの多様化に伴い、未婚率は高まっています。「一生独身で生きていく」と強く決意した女性も、あるいは「もしかしたらこのまま独身かも」と心配している女性も、どちらの人もよく考えておかなければならないのはお金の問題です。シングルでも困らない老後を目指し、マネープランを考えてみましょう。

独身で生きていくならきちんと考えたいお金のこと

1970年代のベビーブーム以降婚姻件数と婚姻率は減少傾向にあります。たとえば2015年時点では、30歳から34歳の女性はおよそ3人に1人、35歳から39歳の女性ではおよそ4人に1人が未婚となっています。 誰とも結婚せずに一生独身でいる女性は珍しくなくなっています。

一生独身と考えている女性にとって大きな問題はお金です。「もし病気になって医療費がたくさんかかったらどうしよう」「自分が高齢になったら生活費や介護費はどうすればいいのだろう」など、悩みは尽きません。

元気に働ける現役時代の今だからこそ、将来に備えてマネープランを考えておきたいものです。

独身女性の老後資金はいくら必要か?

マネープランといってもそんなに難しく考える必要はありません。基本は、老後に備えてどれくらいのお金がかかるかを大雑把にイメージしておくことです。では独身女性の老後資金はいくら必要か考えてみましょう。

生命保険文化センターの調査によれば、夫婦2人の老後の生活費は月額で平均22万円かかります。 一人暮らしならこの3分の2程度と想定すると、約15万円となります 。毎月15万円かかる生活費は、基本的に年金収入でまかなうと考えます。したがって老後に必要な資金は、生活費以外のお金です。生活費以外のお金とは、1.介護費、2.一時的な支出、3.ゆとり費用です。

介護費は、自分に介護が必要となったときのお金です。介護費は、介護の状態や介護を始めてからの経過期間、受けるサービス内容によって異なりますが、5年間介護を受けた場合で500万円ほどと見込んでおけばよいでしょう 。

次に一時的な支出ですが、これは自宅のリフォームや車の買い替え費用、子どもがいる場合の教育費などを指します。何年ごとに自宅のどの部分をどれくらいリフォームするか、車を何年に一度買い替えるかといった予定を立てて、必要額を割り出しましょう。

最後のゆとり費用は、海外旅行に行ったり、習い事をしたりといった生活を豊かにするためのお金です。「65歳から3年に一度は海外旅行に行きたい」などとイメージして、必要な金額を算出しましょう。

このようにして割り出した3つの費用を足すことで、定年退職までに用意したいお金の合計額が分かります。そこから将来、得られるであろう一時的な収入(退職金、個人年金などの受給額、相続財産など)を差し引くと、これから貯めるべき目標額がわかります。

老後に備えてやっておきたい資産運用老後に備えてやっておきたい資産運用

老後資金の目標が決まったら、その額を現役時代のうちにコツコツと貯めていきます。たとえば老後資金の目標額が2,000万円で、現在30歳の人なら、定年退職までの残り35年間で1年あたり57万円貯める必要があり、ひと月あたりの貯蓄目標額は約4万8,000円となります。

貯蓄目標額を計算してみると、毎月のお給料の中から捻出するのは難しいと感じる人もいるかもしれません。しかし、心配はありません。お金をただ貯めるだけではなく、資産運用で増やす方法もあるからです。

ワンルームマンションを買っておけばいろいろ役立つ

資産運用といっても、株や為替取引などのハイリスクなものに手を出すのはあまりオススメできません。なるべくリスクを負わずに、定期的に安定収入が得られるものがオススメです。そういった運用手段の一つに、ワンルームマンション投資があります。

ワンルームマンションを購入し、それを賃貸に出すことで毎月の家賃収入を得るというものです。株式のように、資産の値上がりによって大きな利益を得ようというものではありませんが、長期間にわたって着実な収入を得ることができます。

不動産なので価格は高額と思われがちですが、ローンを利用することで、少ない自己資金で購入できます。ローンの支払いが終われば、家賃収入はそのまま自分のものになり、老後の生活費になります。あるいは売却して一時的な収入を得ることもできます。また、ローンが終わったワンルームマンションに自分で住むという手もあります。

老後の生活費のなかで多くを占めるのが住居費です。ワンルームマンションに住むことでこの住居費を抑えられれば、老後の生活はかなり安定します。貸してよし、売ってよしのワンルームマンション投資は、セカンドライフを見据えた独身女性に打って付けの投資といえます。