2018.11.16UP     高齢者向け低層マンションが狙い目!女性目線だからできる不動産投資

不動産投資といえば、男性がするイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、近年、女性の不動産投資家は増加傾向にあります。不動産という生活者の目線も必要な投資内容だからこそ、生活において多様な視点を持つ女性に向いている面もあるのです。超高齢化社会に入ろうとしている今だからこそ、女性目線で高齢者の生活を支えるための投資をしてみるのもいいかもしれません。

空き家が高齢化社会を救う?!高齢者向きの不動産投資が狙い目!

2014年に発表された総務省の住宅・土地統計調査によると、2013年までの20年間で空き家の総数は1.8倍に増えていて、約820万戸といわれています。また、空き家のすべてがすぐに入居して住むことのできる家ではなく、老朽化で防災性が低下して危険な空き家や、衛生面や景観の側面から見ても、周囲に悪影響を及ぼす空き家も少なくないようです。

空き家になった原因には、相続したが利用する予定がないという理由が最も多く、次いで持ち主の体力的な問題や後継者不足のためというのが多くなっています。このような現状を踏まえて、持ち家を持つことが本当に良いことなのかと見直されています。

ただ、持ち家でなく賃貸住宅を借りようとしたとき、高齢者を忌避する大家がいることも確かで、借りにくいといわれています。しかし、高齢化社会が進んでいるので、将来的には借りやすい物件も増えてくるとも考えられています。

実際、家族で住んでいた一軒家は、体力的に問題が出てきた高齢者が住むには、修理や掃除の面からも維持するには広すぎ、段差もあって危険な面もあります。適度な広さのバリアフリーのマンションに住み替えることで、掃除も楽になり、安全に暮らせるようになるメリットもあります。

これから不動産投資を始めようと考えているのなら、高齢者も借りることのできる賃貸住宅が狙い目といえるでしょう。

女性ならではの視点で高齢者を支えよう

不動産投資については、知識も経験もなく不安に思う女性も多いですが、実は以下にあげるように、女性にこそ不動産投資は向いているといえます。

①女性ならではの目線や気遣いが役立つ
女性は子育てや介護を担うことが多いため、生活者の目線で不動産を見ることができます。女性目線だからこそ、高齢者の生活や暮らしに必要なイメージを考えることができ、高齢者が暮らしやすい住居を用意することができるのです。

②隙間時間でできる
働く女性はもちろんのこと、家事や育児に毎日忙しいのが女性です。そんな忙しい女性でも、不動産投資なら隙間時間でできます。時間的な束縛はなく、必要なことは家賃入金の確認や管理会社とのやりとりくらいで、直接現地に行かなければならない用件は、それほど多くありません。

まとめ

不動産も投資も男性の多い業界でしたが、女性も将来の資産形成を考えなければならない時代になり、女性の不動産投資家は増加傾向にあります。女性目線で、高齢者の生活を支えるために不動産投資をすることも検討してみてはいかがでしょうか。