2023.02.28UP マンションはいつ売れる?
マンション投資前に売り時を確認しておこう

不動産投資のためにマンションを購入する際に気になるのが、収支に影響する最終的な売却額ではないでしょうか。
賃料による現金収入が得られていても売却額があまりに安ければ、トータルの収支は赤字に陥りかねません。
そうした失敗を避けるためには、「マンションの相場が上昇したとき」や
「空室率が上がったとき」など、売り時を心得ておくことが大切です。
マンション投資を成功させるために、あらかじめマンションの売り時を確認しておきましょう。

一番の売り時は投資マンションの相場が上昇した時

マンションの一番の売り時は、相場が上昇したときです。
高めに売り抜けやすいのはもちろん、購入額以上での売却も不可能ではありません。
もしも、購入額以上での売却が決まれば、売却額と購入額の差額に加えて、
それまで賃料で得た現金収入も利益として確定できます。

マンションの相場は、条件の似たマンションの売却額から推測が可能です。
相場を知りたい場合は、以下のサイトで情報を集めてみてください。

・不動産のポータルサイト
・土地総合情報システム
・レインズマーケットインフォメーション
・東京カンテイの市況レポート
・公益財団法人不動産流通推進センターの公式サイト など

ただし、自己判断のみでの売却には、知識や経験の不足による危険が伴います。
本格的に売却を検討する際は、必ず専門家や不動産会社などを頼り、
プロの意見を取り入れるようにしましょう。

空室率が上昇した時も売り時のベストタイミング

マンションの空室率が上昇したときもまた、売り時のベストタイミングです。
空室率の上昇はそのまま現金収入の減少であり、放っておけば赤字にもつながりかねません。
また、空室率の高い物件は売れにくいため、「売りたいときに売れない」
「想定より安く売らざるを得ない」という危険も考えられます。
これ以上の損失を出さないために、早めの売却を検討しましょう。

中でも、空室率の回復が見込めない場合は、より迅速な判断が求められます。
例えば、「近くにあった大学や大規模オフィスなどが移転した」などといった場合、
よほど大きな変化がない限り、空室率の回復は見込めません。
たとえトータルの収支が赤字になろうとも、損失が小さい内に売り抜ける覚悟が必要です。

このように、空室率の上昇は「マイナス要因の売り時」とも言えます。
こうした事態にできるだけ陥らないように、マンションの購入前に
情報収集とニーズの把握をしっかりと行ってください。

まとめ

マンション投資を成功に導くためには、売り時を見極め、できるだけ高く売却することが大切です。
「マンション相場が上昇している」「空室率が上昇した」などといった場合は、
積極的に売却を検討しましょう。
少子高齢化が進む現在、老後資金を確保するためには、資産形成が重要です。
中でも不動産投資は、少ない元手からでも始められる、初心者にもオススメの資産形成法です。