2023.02.07UP マンション投資を安定して運用するために
知っておきたいリスクとその対策

マンション投資は他の投資方法と比較すると損失が出にくく、リスクへも対策できる投資です。
ここでは、マンション投資が優れている点やリスクの対策についてご紹介します。

マンション投資が他の投資法と比べて優れている点

マンション投資と他の投資方法を比較した場合の特徴として、大きな損失が少ないこと、
動きを把握する必要がないこと、そして自己資金が少ないことが挙げられます。

・大きな損失が簡単に発生しない
マンション投資は家賃平均価格の変動に影響を受けるものの、数ヶ月で大きな変動を受けることは基本的にありません。
またマンション自体が災害などで倒壊しなければ、収益を継続的に得られます。
さらにマンションを購入するので、出した資金と相応の資産を取得できるのです。

一方、不動産投資信託は株式と同じように、投資先の利益に応じて分配金を得られる仕組みとなっています。
取引市場の影響を受けやすく元割れリスクを伴う上に、手元に不動産が残りません。

・値動きを意識しなくてよい
マンション投資は本業が忙しい方向きという点も魅力です。株式投資やFX、
外国為替証拠金取引などは常に値幅の動きを気にして、タイムリーに売買しなければ損失が出やすくなります。
「日中、本業で働いている間に世界情勢の変化が起きてしまい、仕事が終わる時間には急激に価格が下がっていた」と
いうケースもしばしばです。

一方、マンション投資は取引市場の影響を受けません。
入居者募集や家賃回収なども管理会社へ任せられるため、投資者は本業に専念できます。

・ローン活用で資金が少なくても始められる
他の方法と比べて有利なのは、不動産ローンを活用できる点です。基本的に投資は自己資金が必要となり、
国債は1万円程度、個人向け社債は10万円程度、暗号資産は300円程度から購入できます。
しかし、利益を得るためにはある程度まとまった単位で購入しなければならず、
投資者が用意する資金の総額も大きくなります。

一方、マンション投資の場合は、投資用不動産のローンを利用すれば月々数万円程度で始められます。
自己資金がそれほどなくても投資を開始でき、得られた家賃収入をそのままローン返済へ充てることも可能です。

マンション投資における3つの運用リスクとその対策

マンション投資のリスクは空室リスク、滞納リスク、金利上昇リスクの3種類です。
それぞれのリスクと対策を解説します。

・空室リスク対策
入居者が見つからなければ家賃収入を得られません。空室を避けるには、
物件購入時にターゲット層からの需要が高い物件をリサーチするなどの工夫が必要です。

・滞納リスク対策
入居者が決まっても、家賃を滞納されてしまうとやはり収入が得られません。
このような滞納リスクへの対策では、契約時に家賃保証会社への加入を条件とするなど、
入居審査を厳しくする方法が一般的です。
加えて、家賃回収を代行してくれる不動産会社へ管理を依頼しておくと安心だと言えるでしょう。

・金利上昇リスク対策
取引市場の影響はほとんどありませんが、ローンを利用している場合は
金利の上昇に伴って月々の支払い費用が大きくなります。
考えられる金利対策は、固定金利のローンを選ぶ、または金利の低いローンへ乗り換えるなどです。

まとめ

マンション投資は、他の投資方法と比較すると自己資金がなくても始めやすく、
大きな損失が発生しにくい点がメリットです。
リスクとして空室・滞納・金利上昇が挙げられますが、
3つのリスクは対処方法を知っておけば発生する可能性を減らせます。
失敗しにくい投資方法を探している方にオススメの投資方法です。