2022.11.08UP ペット可物件の不動産投資はお得?
投資をする前に基本を確認しておこう

不動産投資目的の物件としてペット可物件にはどんな良い面があるのでしょうか。
日本は空前のペットブームではあるものの、ペット可物件の需要に対して供給が追いついていない状況です。
今回は、不動産投資目的のペット可物件の良い面や注意点についてご紹介します。

ペット可物件の不動産投資の良い面とは?

アパートやマンションでペットを飼いたいと思っている人が多いにもかかわらず、
ペット可物件の数が少ないのが今の日本における現状です。
そのため不動産投資目的の物件としてペット可物件を選ぶことにはさまざまなメリットがあります。

まず、他の賃貸物件との差別化が可能です。それまで空室の状態が多かった物件が、
ペット可にしたことであっという間に埋まってしまったという例は少なくありません。
また、ペット可物件が少ないため、家賃を高く設定しても入居希望者が現れるというのも大きなメリットです。

また、ペット可物件は、一度入居した人の入居期間が長くなる傾向にあるのもメリットのひとつといえます。
これもまたペット可物件が少ないことによるもので、入居期間が長くなると空室の状態がほとんどなくなるため、
安定した家賃収入を得ることが可能です。

ペット可物件の不動産投資の注意点

上述したメリットがあるにもかかわらずペット可物件が増えないことには、
やはりそれなりの理由があります。
ペット可物件に不動産投資する場合、どのような点に注意すればいいのでしょうか。

ペット可物件は、ペットによる傷が絶えないため原状回復のための費用が高くなりやすい点には注意が必要です。
家賃を高めに設定したり敷金を多めにもらったりするなどの対策が必要になります。
また、ペット可物件といっても入居者のすべてがペットを飼っているとは限りませんし、動物好きとも限りません。

動物があまり好きではない人はペットの臭いや鳴き声に敏感だったりしますので、
入居者同士のトラブルになる可能性があります。
対処法はまず、建物の一部ではなく全体がペット可の物件を選ぶことです。
また、鳴き声の響かない動物に限るなど飼育動物を指定する、飼育可能な頭数の上限を決めるといった方法も有効です。

近隣トラブルで入居者が退去してしまうと空室期間が長くなってしまう恐れもあるため、慎重な対策が必要になります。

まとめ

ペット可物件は、ご紹介した注意点を参考に対策をとれば、需要の高い魅力的な物件であることは間違いありません。
不動産投資をお考えの方は、ペット可物件も選択肢のひとつに加えて検討してみてはいかがでしょうか。