2022.02.08UP 就職や進学による20代の東京流入は続いている!

20代の若者が就職や進学を理由に東京圏へと転入する動きは、依然として高止まりの状態が続いている状況です。今回は、その理由と、東京圏へ流入してくる多くの若者が好むワンルームマンションなどの部屋の広さについて解説します。

大学生や新卒の年齢層の東京への転入は現在も増加傾向

仕事や就職の関係で、地方に住む若者が東京に転入するという状況は年々増加傾向です。総務省の「住民基本台帳人口移動報告」によると、2020年に東京都へ転入超過であった年齢は 18歳から29 歳の中で、18 歳、20 歳、22 歳、23 歳と若者が6 割以上を占めています。

直近では、コロナ禍の影響により東京への転入超過数は減少してはいるものの、これらの年齢が6割を占めているのは就職や進学のタイミングに相当する年齢層であるためだと考えられます。

20代が好む部屋の広さは?

東京において一人で暮らす場合の部屋の広さは、平均では6~7畳くらいになるでしょう。東京では、7畳は約11.6㎡(4.2m×2.8m)」ほどの広さです。実家にいたときには5~6畳くらいが一人の部屋の広さの平均になりますが、一人で生活する場合には家具や家電を設置するスペースが必要になるので、7畳はないと手狭に感じてしまうかもしれません。ただし、この7畳という広さは台所(キッチン)と居室が別々になっている1Kの間取りを想定しているので、ワンルームの場合はもう少し家具に広さを削る必要があります。

不動産会社の物件情報に記載されている専有面積は、一人暮らしの場合、平均で18~22㎡です。専有面積とは、居室部分だけではなく台所や風呂場などを含めた部屋全体の広さのことをいいます。風呂、トイレ、洗面所、がすべて一体になっているユニットバスのような間取りであれば約18~20㎡、風呂とトイレが別の部屋であれば約20~22㎡、がおおよその目安です。

まとめ

若者が多く流入してくる東京圏では、依然としてワンルームマンションの需要が高く、投資対象としても魅力が高いのが実状です。したがって、東京や東京近郊へのワンルームマンションなどの不動産投資は、オススメの投資方法だといえるでしょう。