2021.12.21UP 超低金利ってどういうこと?不動産投資とは関係がある?

資産運用でも重要な要素のひとつとなる金利。
近年では低金利やマイナス金利といった言葉を耳にする機会も多くなりましたが、
その意味を理解できていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、超低金利とはどういうことか、不動産投資との関係についても解説します。

超低金利とは

昨今の金利の推移に関するキーワードの一つが「超低金利」です。
超低金利とは、その名の通り金利が極めて低いことを意味しますが、
どの程度低いのかまで理解している方は多くないかもしれません。

金利の推移を見極める上で有効な指標となるのが、預金の利率です。
バブル全盛の1985年当時、普通預金の利率は年率5.5%(税引き4.4%)でしたが、
2015年には年率0.025%(税引き0.02%)にまで下落しました。

例えば、100万円を1年間預けた場合の利息は、1985年であれば4万4,000円でしたが、2015年には200円にしかなりません。
このような金利が極めて低い状態が続いたことから、一般的に近年の状況を「超低金利時代」と呼ぶのです。

金利はお金を借りたい人が多くなるほど高くなり、逆にお金を借りたい人が少なくなるほど低くなる仕組みです。
一方、金利は景気や物価、為替などの影響を受けながら推移していくため、
いくつかのポジティブな要因が重ならないと現在の超低金利時代を抜け出すのは難しい可能性があります。

資産運用や不動産投資を検討してみよう

預金に対する利率が高かった時代には、お金を銀行に預けておくだけでもある程度の利息を得ることができました。
日本人の「預金信奉」はこのことに由来しているともいわれますが、
昨今の超低金利時代にはこのような考え方が通用しなくなっていることも事実です。

今後は、手元のお金をただ預けるのではなく、意識的に運用することが重要だと言えるでしょう。
そのための手段のひとつとして、超低金利時代にもオススメできるのが不動産投資です。
資金調達手段なども含めて早めに検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

超低金利時代が長期化しつつある日本では、これまでの「資産は預金するだけで十分」という考え方から
「資産は運用するもの」という方向へシフトチェンジする必要があります。
資産運用の手段として、不動産投資を候補の一つとして考えてみるとよいでしょう。