2021.11.16UP 定年後のキャリアプランは計画的に!やりがいと収入を両立した働き方

定年を迎え現役をリタイアした後も働き続けることを選択する方は多くいます。
その理由は社会とのつながりや生活の維持などさまざまですが、必ずしも自分の理想の姿になるとは限りません。
ここでは、定年後変化する労働状況とセカンドキャリアについてご紹介します。

定年後は正規雇用や希望職種に就くことは難しい

リクルートワークス研究所「全国就業実態パネル」によると、
正規雇用者比率は60歳時点では38.5%、65歳になると20.0%まで下がります。

また、自営業主(雇い人なし)を選択する人は、60歳時点では7.8%、65歳で10.8%、70歳で17.0%まで増加します。
60歳以降からは事務職や専門職が減少していることも明らかです。

大多数の企業では定年制を採用しており、定年後は多くの人が正規雇用より外れることがわかります。
非正規で再雇用や自営業を選択せざるをえない状況と言えるでしょう。

老後のセカンドキャリアの選び方

定年以降、非正規として継続雇用を希望した場合、人間関係や職場環境などの変化が少ないことはメリットです。
しかし、非正規ゆえに収入ダウンは免れず、モチベーション低下にもつながります。

そこで働き方の選択肢のひとつに「転職」を考えてみるのもよいかもしれません。
自分の興味のあることや、チャレンジしたかった分野に転職することで、やりがいをもって働くことができるでしょう。
たしかに60歳を過ぎての転職は難易度が高くなってしまう側面がありますが、
これまで積み上げてきた実績とスキルをアピールするのが満足度の高い転職のポイントです。

また、定年前から副業をはじめておくというのも押さえておきたい選択肢です。
近年では副業を許可する企業も増えており、副業をはじめる環境も整いつつあります。
特に不動産投資はローンを組んで物件を購入することがほとんどです。
若いうちから始めることで、定年前には完済することも可能ですので、
老後の資産運用の面でも有効な副業と言えるでしょう。

まとめ

定年を迎えると、約6割の人が正規雇用ではなくなります。
この現状から、転職するという方法もひとつの選択肢と言えるでしょう。
また、定年前より不動産投資をはじめとする副業をはじめることもよい選択です。
継続的な収入と知識や経験を得ることで老後の備えにもなります。