2021.09.28UP 住宅ローンを借りるなら今!低金利で高品質なマンションをゲット

不動産投資を始めようと考えているが、自宅の購入も検討している方の中には、
住宅ローンの利用を検討している方もいるでしょう。
低金利の今は借入者に有利な状況が続いているので狙い目ですが
、金利が低いといっても無理な借入はするべきではありません。
ここ数年の推移と頭金の有無で異なる返済額の違いについてご紹介します。

住宅ローンは低金利な状態が続いている

返済まで何十年と期間のかかる住宅ローンで金利の変動が気になる方は、
固定金利を利用するのがオススメです。
固定金利とは一定年数金利が変動しないローンで、
契約する年によって若干違いはあるものの年々金利は減少傾向にあります。

住宅金融支援機構が一般的な銀行と提携し住宅ローンを提供するフラット35において、
15年固定の繰り上げ返済制度なしの固定金利の推移は変動しています

住宅金融支援機構の「適用金利推移」によると、
2016年7月のフラット35の15 年固定金利(繰上げ制限付き)は0.73%で、
2020年8月現在は1.01%とやや上昇しています。
しかし、この金利も2008年から見ると半分以下で、
低金利な状態が続いています。

しかも、フラット35より金利の安い民間金融機関の住宅ローンなら1%以下にでき、
0.7%からなど低金利での利用も可能です。
またすでに住宅ローン借りていても、併せて不動産投資ローンも利用することができ、
不動産投資を開始することもできます。
ただし、住宅ローンと不動産投資ローンは金利や審査基準が異なる点に注意が必要です。

金利が安くても無理な借り入れはNG

フラット35の金利低下に合わせて、自己資金の割合も減少が見られています。
ニッセイ基礎研究所の「不動産投資レポート」では、
首都圏でマンションの購入時に自己資金を用意しない、
つまり購入費用を100%ローンでまかなっている事例を見てみましょう。
2019年では21%を超えている状況になっており、
なかでも2019年の近畿圏では29%と約3人にひとりが自己資金なしで
マンションを購入しているという結果も出ています。

しかし、自己資金から頭金を用意せず、
すべてローンで組んでしまうと毎月の返済額が増加し金利も増えてしまいます。

3,000万円の不動産を購入するにあたり、
総返済額を利息1%で頭金有無にて比較してみましょう。
ボーナス割合はない元利均等で計算しており、条件によって変動します。
なお、これらの数字は大手銀行の住宅ローンシミュレーションに基づいています。

・頭金なし(3,000万円ローン):
毎月返済額約8.5万円、総返済額約3,557万円

・頭金10%(2,700万円ローン):
毎月返済額約7.7万円、総返済額約3,202万円+頭金300万円、総額約3502万円

・頭金20%(2,400万円ローン):
毎月返済額約6.8万円、総返済額約2,846万円+頭金600万円、総額約3446万円

頭金なしと20%分の用意では毎月返済する金額に2万円近くの差がでる上に、
金利分が増えてしまい支払いに伴う総額が100万円近く変わってしまいます。

住宅ローンを利用する際には、
金利が安いからといって自己資金無しの無理な借入は避けたほうがよいでしょう。

まとめ

自宅の購入を検討してならば、
金利が安くなっている今のうちに早めに行なっておくべきです。
しかしながらすべてローンで賄うと毎月の返済額も多くなり、
最終的な返済総額も数十万円単位で変わってきます。
無理のない返済計画を立てましょう。
住宅ローンと不動産ローンの併用もできるので、
低金利の今こそ不動産投資を始めるのもオススメです。