2021.09.14UP 日本の不動産投資市場は安定的!コロナ禍でも成約件数・価格ともにアップ

新型コロナウィルスの流行は経済にも大きな影響を与え、
業績が急激に悪化した業界・企業も少なくありません。
一方で、このコロナ禍においても安定した業績を上げている業界も存在し、
とりわけ不動産投資市場の安定性は顕著になっています。

日本の不動産投資市場はコロナ禍でも安定性を見せた

公益財団法人 東日本不動産流通機構が実施した調査の結果によると、
2020年10月の首都圏における中古マンション成約件数は 3,636件でした。
この件数は1990年5月の同機構発足以来最高の数値となっており、
このことだけでも中古マンション市場における
新型コロナウィルス流行の影響がほとんどないことがわかります。

それに加え、
2020年10月の首都圏における中古マンション成約㎡単価は56.04万円/㎡で、
この金額は6ヶ月連続で前年同月を上回っています。

以上のことから、
特に中古マンションの不動産投資市場における
新型コロナウィルス流行による影響はほとんどなく、
成約件数・金額共に安定しているといえるでしょう。

日本の不動産投資市場の特徴

世界に目を向けてみると、
不動産投資においては利回りのよい物件ほど
価格が高いという傾向があることがわかります。
一方で日本の場合、
デフレや円安の影響により、東京を中心に
利回りのよい物件が比較的低い価格で取引されているケースが多くなっています。

このような傾向は国外の主要都市と比較しても、日本は特に顕著です。
実際に海外の不動産投資家が、
東京をはじめとした都心部の不動産へ投資をするというケースも少なくありません。

以上のことから、
日本の不動産投資市場には利益を上げやすいという魅力がある上に、
コロナ禍においても動じない安定性があります。
日本人の投資家にとっても魅力的な投資対象であるといえるでしょう。

まとめ

コロナ禍における各業界への影響は今後も注視する必要があります。
しかし、少なくとも現段階での国内の不動産投資市場へ及んだ影響は
極めて少ないといえるでしょう。
また、日本の不動産投資市場は世界的に見ても魅力が多いことから、
これから不動産投資を始めるという方も、
国内の不動産を投資対象として考えてみてはいかがでしょうか。