2021.07.13UP 東京は物価水準が高い!
東京で物価が高いものと安いものを解説

東京は物価が高いイメージがあるかもしれません。
実際にデータからも東京の物価が高いことが読み取れます。
ほかのエリアと比較してどれくらい高いのか、何が物価を高くしているのかを見ていきましょう。
地方より物価が高いものについてもご紹介します。

東京とその他のエリアの物価水準の違い

2019年の小売物価統計調査(構造編)年報によると、都道府県別の物価水準で最も高い地域は東京都です。
全国平均を100とした場合、東京都は104.7で、住居にかかる費用が大きく影響しています。

物価水準が高い都道府県は、ほかに神奈川県の104.0、埼玉県の101.0、千葉県の100.7などです。
物価水準が一番低いのは宮崎県の96.0となっており、東京都とは8.7の違いがあります。
全国平均を超える都道府県は9箇所のみであることからも、東京の物価水準の高さが分かるでしょう。

東京で物価が高く感じるものと地方よりも安いもの

東京の物価が高いのは地価が高価格だからです。
賃金の高さと住居費の高さは比例関係にあり、人口の多い東京は多くの人に賃金を支払う分、
必然的に住居費が高くなります。
住居費だけでなく、生鮮食品なども物価の高さを感じさせるもののひとつでしょう。
田畑の少ない東京では野菜などを作ることができないため、ほかの都道府県から取り寄せるしかありません。
東京まで野菜などを持ってくる運送費がプラスされて、生鮮食品の値段は高くなります。
天候不順による価格高騰の打撃を受けるのも、東京ならではです。

一方で、交通費や光熱費など地方より安いものもあります。
東京は公共交通機関が発達しているので、車がなくても不便を感じません。
公共交通機関は交通費が安く、車のように維持費やガソリン代がかからなくて済みます。
車を使いたい場合は、カーシェアリングを利用すれば車を所有しなくても良いでしょう。
光熱費は人口が多い地域ほど安い傾向にあるため、人口が密集している東京では安く済むのです。

まとめ

老後も今の生活水準を維持したい人は、資産形成を検討してみてはいかがでしょうか。
不動産投資は、初めて投資をする方からも人気です。
東京は交通費や光熱費など地方よりも安いものがありますが、
住居費や生鮮食品など地方より高いものも多いので、老後に備えた資産形成が重要です。