2021.06.22UP 新型コロナウイルス感染の流行が続く日本は経済的に大丈夫なの?

新型コロナウイルスの流行による影響は日本経済にも及んでいます。
2021年5月には緊急事態宣言が延長された地域もあり、
日本は経済的に大丈夫なのかと不安を感じている方も多いでしょう。
この不安を少しでも解消するには、現状を正しく理解し、
個人レベルでもできる対策を今から講じておくことが大切です。

国の借金は増えている!?国の支出を見てみよう

新型コロナウイルスの流行とは以前から危惧されているのが、国による借金の増加です。
我が国の収入は、税金と借金がほとんどを占めています。
令和2年度を例にとると、6割が税金、残りの4割が借金となっており、
このことだけでも現在の日本が膨大な額の借金をしないと国家運営が難しくなっていることが分かります。

また、2020年度に返済しなければならない借金は約964兆円と極めて多額であり、年々増加している状況です。
それに加えて、新型コロナウイルスの流行による影響がこの借金額のさらなる増加を引き起こし、
いずれ国民生活にも影響が及ぶと考えられるでしょう。

コロナ禍での国の支出が増大!日本は経済的に大丈夫?

コロナ禍における国の支出増大に対する危機感は、国民レベルでも強くなっています。
このことに関して紀尾井町戦略研究所が実施した調査では、以下のような結果が出ました。

<Web調査> 1,000人に聞いてみました「コロナ禍での国の支出増大について、どう思う?」
(2021年3月25日現在)
■コロナ禍での国の支出増大に危機感を感じる?
・はい 795人 
・いいえ 205人

引用元:紀尾井町戦略研究所
https://ksi-corp.jp/www.test-ksi.2-d.jp/wp-content/uploads/2021/04/36a646288caf9a773d21c411909a8e1b.pdf

この調査結果からも分かるように、約8割の国民がコロナ禍における国の支出増大に危機感を感じています。
コロナ禍が落ち着いたあと経済が回復するまでには時間を要するでしょう。
増大した国の借金を補填するために、今後税率が上がる可能性もないとはいえません。
個々の生活を守るためには、今から貯蓄や資産を増やすという対策も必要だといえます。

まとめ

ただでさえ多かった国の借金はコロナ禍においてさらに累増となり、その影響は国民生活にも及ぶ危険性があります。
この危機を乗り切るためには、個人レベルで今から対策を講じることが重要です。

不動産投資は仕事をしながらでも行える有効な対策です。
将来を見据え、今から始める価値は十分にあるといえるでしょう。