2021.05.11UP 半数以上が委託管理!不動産投資の家主はどこまで物件を管理している?

不動産投資に対しては、不労所得目当てで始めたいので賃貸管理に時間をかけたくないと考える方が多いでしょう。
しかし、このような考え方には「不動産投資では物件管理を自身で行わなければならない」という
先入観に囚われている点で、問題があります。
ここでは不動産投資における物件管理がどのように行われているのかを見ていきましょう。

自分で物件管理をしていない家主はけっこう多い

不動産投資における投資対象となる民間の賃貸住宅には、
個人が経営を行っているものと法人が経営を行っているものの2種類があります。
国土交通省「賃貸住宅の管理の現状について」によると、
このうち個人経営の物件は全体の83.2%を占めており、民間賃貸住宅の多くは個人経営によるものとなっています。

一方、個人経営の物件のなかには家主自身が管理や契約を行っているものと
管理会社に管理や契約を委託しているものがあります。
このうち、管理・契約共に委託をしている家主は65.2%におよび、
半数以上の家主が実際には管理業務を行っていないことが分かります。

以上のことから、今や不動産投資に伴う物件の管理業務は
委託をするのが当たり前になりつつあるといえるでしょう。
よって、物件の管理にかかる手間や時間を惜しんで不動産投資を行わないことは、
むしろもったいないといえるかもしれません。

管理委託のメリットとデメリット

物件管理を管理会社へ委託することには以下のようなメリットやデメリットを伴います。

・メリット
物件管理を管理会社へ委託すると、専門的な知識やノウハウがないと行えない
一連の管理業務を適切に行ってもらえる点でメリットがあります。
また、複数の物件へ投資がしやすくなる点や遠方の物件への投資がしやすくなる点も、
管理会社を利用するメリットです。

・デメリット
管理会社を利用すると管理費が発生します。
家賃収入から、管理手数料が天引きされるので、家賃収入が若干減るというデメリットが生じます。

まとめ

不動産投資に興味はあるものの物件管理に手間や時間をかけたくないという方は、
物件を管理会社に委託するのがオススメです。
また、不動産投資のプロ目線の情報を手に入れたいのであれば、
セミナーを利用してみるのもよいでしょう。

セミナー情報: https://1rnavi.com/seminar/