2020.09.22UP アメリカの家計金融資産は20年で3倍以上の伸び!日本は預貯金中心の金融資産から約1.5倍の増加に留まる

過去20年間で、日本とアメリカの家計の金融資産残高はどのように変化したのでしょうか。
家計金融資産の構成の違いから、大きな差が生まれていることを紹介していきます。

20年間でアメリカは家計の金融資産残高が3倍以上の増加

金融庁の「平成 28 事務年度 金融レポート」によると、
日本とアメリカでは1995年~2016年の20年間の家計の金融資産残高の推移に大きな差が生じています。
家計金融資産残高は、アメリカは1995年に2,343兆円(22.8兆ドル)でしたが、
2016年には8,821兆円(75.5兆円)と3倍以上に大きく増加しています。
一方、日本は、1995年は1,182兆円、2016年は1,815兆円で、約1.5倍の増加にとどまっています。

投資による家計金融資産残高の伸びへの期待

日本とアメリカの家計の金融資産残高の伸びに差が生じた理由として挙げられるのは、
家計金融資産の構成の違いです。アメリカは年金や保険などを通じた間接保有を含む、
株式・投資信託の割合が、 1995 年に 39%と既に高い水準にあり、さらに2016 年には46%と伸びています。
一方、日本は年金や保険などを通じた間接保有を含む株式・投資信託の割合は、
1995年は13.0%で、2016年も18.6%であり、大きく変わっていません。
2016年の家計金融資産の構成でも、預貯金が半数以上を占めるなど、預貯金中心という点が要因です。

つまり、アメリカの家計は株式・投資信託の割合が多く、投資による運用が浸透しているため、
家計金融資産残高がこの20年で大幅に増加しているのです。
日本も預貯金中心の資産構成を脱して、投資を重視した資産形成にシフトすると、
アメリカの家庭のように家計金融資産が伸びることが期待できます。

特に女性は男性よりも賃金の伸びが期待しにくい傾向があるため、投資によって増やすことを考えてみましょう。

まとめ

家計の金融資産残高が20年間でアメリカは3倍以上に増加したのに対して、
日本は約1.5倍にしか増えていません。
日本は、家計金融資産の構成のうち、株式・投資信託の割合が低いことが要因です。
不動産投資など投資を始めることで、家計の資産残高を増やすことを検討してみましょう。