2020.08.11UP 収入が低いほど定期預金をしている?!収入が低い人と高い人のお金の使い方の違い

超低金利の時代、定期預金をしていても大きく増やすことは難しいですが、
収入が高い人と低い人では、貯蓄の傾向などに違いはあるのでしょうか。
年間収入ごとに調査した貯蓄や負債に関するデータをもとに、
収入が低い人と高い人のお金の使い方の違いをみていきます。

収入が高い人と低い人のお金の使い方の傾向

総務省統計局による「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2018年(平成30年)平均結果-(二人以上の世帯)」では、
年間収入区分別に低い方から第I階級~第Ⅴ階級に区切った、貯蓄や負債に関するデータが公表されています。

「貯蓄・負債の種類別貯蓄・負債現在高」というデータでは、
貯蓄に占める定期性預金の割合は、年間収入が最も低い第Ⅰ階級(世帯主の平均年齢69.0歳)が
定期性預金の割合が45.2%と最も高くなっていました。
定期性預金の占める割合は年間収入が上がるほど低くなり、
最も年間収入が高い第Ⅴ階級(世帯主の平均年齢53.5歳)では、30.6%と最も低くなっています。

反対に、金融機関外の貯蓄が占める割合は年間収入が上がるほど高く、
第Ⅰ階級は0.4%と最も低い割合ですが、第Ⅴ階級では4.6%と最も高い割合となっています。

また、住宅・土地の購入のための負債は、年間収入が上がるほど高い傾向があり、
第Ⅰ階級では87万円なのに対して、第Ⅴ階級では899万円となっています。

年収が高い人ほどお金を増やす仕組みづくりを行っている

こうしたデータから、年間収入が低い人ほど
手持ちのお金を定期預金に入れて単にお金を貯蓄していることがわかります。
一方で、年間収入が高い人ほど、定期性預金にこだわらず、
金融機関以外にも資産を回したり、土地や住宅などの不動産による資産形成を図ったりするなど、
お金を増やす仕組みづくりを行っていることがうかがえるのです。

まとめ

収入が低い人と高い人では、貯蓄や負債に関する傾向に違いがあります。
収入が高い人はお金を増やす仕組みづくりを行い、資産形成を図っています。
手もとの資金を増やしていくには、定期性預金にこだわらず、
投資を行うことにも目を向けていきましょう。