2020.08.04UP 不動産投資家の投資判断の要素は?収益の面ではキャピタルゲインよりインカムゲインが重視される傾向あり

不動産投資を始めるにあたって、重要となるのが物件選びです。
不動産投資では何を重視して、購入する物件の選択などの投資判断を行えばよいのでしょうか。
不動産投資家が投資判断をする際に重視する要素をもとに考えていきます。

不動産投資家は投資判断でインカムゲインを重視

不動産投資家が投資判断をするときに重要度が高い項目について、
「平成29年度 国土交通省 不動産市場に関する国内投資家調査」をもとにみていきます。
最も重視するとの回答が多かったのは、「キャッシュフローの見通し(インカムゲイン)」であり、
不動産投資家の97.3%にも及びます。

一方、「物件の売却益の見通し(キャピタルゲイン)」を重視するのは、75.5%の不動産投資家でした。
このことから、事業収益の面では、キャピタルゲインよりインカムゲインが重視されている傾向がうかがえます。

インカムゲインとキャピタルゲインとは

インカムゲインとは、資産を保有することによる利益を指し、不動産投資では家賃収入による利益が該当します。
これに対してキャピタルゲインとは、保有する資産の売買による利益のことです。
不動産投資でのキャピタルゲインは、物件の購入価格と売却価格による差益となります。

キャピタルゲインを狙った不動産投資は大きな売却益を得られる可能性がありますが、
不動産価格が下落してしまうと損失を被るリスクもあります。
また、所有期間が5年以下の場合は、売却益である譲渡所得にかかる税金が高いため、利益が残りにくい点で不利です。
さらに不動産を売却する際には、不動産会社への仲介手数料がかかることからも、
キャピタルゲインによる利益を得るには難しさがあります。

そのため、不動産投資家の多くは、毎月、安定した賃料収入が見込める物件を選ぶなど、
インカムゲインを重視した投資判断を行う傾向があるのです。

まとめ

不動産投資家は、キャピタルゲインよりもインカムゲインを重視した投資判断を行う傾向があります。
ワンルームマンションなら、立地条件のよい物件を選ぶことで、安定した賃料収入を得られることが期待できます。