2020.02.18UP 確定拠出年金は老後の備えになる?メリット・デメリットを理解して資産形成の手段を選びましょう

老後の生活資金を十分に確保するためには、年金だけでなく、それ以外の方法で資産形成を行っておくという選択肢もあります。ここでは、その方法のひとつとして注目を集めている「確定拠出年金」の特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。

企業型・個人型共に確定拠出年金の加入率が年々上がっている。

確定拠出年金には企業型と個人型の2種類があり、これら2つの確定拠出年金への加入者数は、令和元年10月の時点で共に過去最多を記録しています。確定拠出年金制度は、かつては国家公務員などの加入はできませんでしたが、徐々にその制約が緩和されたことも加入者数の増加に関係していると言えるでしょう。

また、確定拠出年金の加入者数を年単位で見てみると、その数値は右肩上がりに上昇しており、既存の年金制度への不信感が高まれば、今後もさらに加入者数は伸びることが予想できます。

確定拠出年金のメリット・デメリット

確定拠出年金には税制優遇制度や退職金受給時の所得控除などの特例が認められており、資産形成がしやすいという点は、この制度の大きなメリットとして挙げられます。また、自分の責任で運用額を調整でき、場合によっては元金より大きな額を手にできる可能性もあるのです。

一方、確定拠出年金は将来の年金額が確定していないという特徴もあり、この点をデメリットと見ることもできます。また、確定拠出年金に加入すると国民年金基金連合会や事務委託先金融機関、運営管理機関へ月数百円程度の手数料を支払わなければなりません。そのため、長期的に加入することを考えると、この出費もデメリットのひとつとして挙げられるでしょう。

加えて、確定拠出年金は60歳まで引き出しができないため、60歳を迎える前に病気やケガなどで働けなくなってしまうと、運用しているお金を治療費に充てることができないといったリスクもあるのです。

まとめ

確定拠出年金にはメリット・デメリットの両方がありますが、資産形成方法のひとつとしては有効です。また、デメリットが気になるという場合には自力で投資について学び、資産形成をするという手もあります。資産運用の方法はいくつかありますが、不動産投資は入居者がいれば安定した家賃収入を得られるため、老後資金の形成方法として適していると言えるでしょう。