2020.01.10UP 知りたい!企業年金のメリット・デメリット 老後の資産は投資との組み合わせで作る

2019年は老後2000万円問題が大きな話題となりました。将来的に支給開始年齢の繰り下げや支給額の縮小が避けられないといわれる中、企業年金の重要性は今後増していくでしょう。企業年金とは何か、老後の資産形成のポイントを解説します。

企業年金ってなに?

企業年金は、国が管理・運営する国民年金と厚生年金にプラスして受け取ることのできる年金です。現在の企業年金には、以下の4つがあります。
○確定給付企業年金(規約型/基金型)
○確定拠出年金
○厚生年金基金
○中小企業退職金共済制度・特定退職金共済制度

中でも注目を集めているのが、2017年に法改正されて加入対象者が広がった確定拠出年金(iDeCo)です。以下で詳しく解説していきましょう。

企業年金(確定拠出年金)のメリット・デメリットって?

2017年から公務員も確定拠出年金(個人型)に加入できるようになりました。確定拠出年金は掛金が全額所得控除の対象となるため、その年の所得税と翌年の住民税を減らすことが可能です。また運用益も非課税で、受け取るときの税負担を軽減できるなどの税制優遇があります。

一方、公務員の場合、年間14万4000円までしか拠出できない点に注意が必要です。短期間で多額の資産形成をしたい人には向いていない商品といえます。

老後資金は預貯金と運用を組みわせて準備しよう

厚生労働省の「企業年金制度の現状等について」によると、企業年金制度等に加入している20歳以上65歳未満の人の割合は、23.9% 。割合としてはそれほど多いとは感じないかもしれませんが、老後資金を預貯金でしか準備できていない人にとっては、その他の方法と組わせて準備することが重要になってきます。なぜなら預貯金はインフレが起こると価値が目減りしてしまうからです。

老後資金の準備はいくつかの商品を組み合わせるのが理想です。余裕があれば株式などの金融商品だけでなく、不動産などの現物資産も持っておくと良いでしょう。

まとめ

人生100年時代では、リタイア後の生活費の捻出が課題となります。リタイアまでに生活費全額を準備するのは難しいため、不動産投資などの副収入を得られる手段との併用がオススメです。