2019.09.27UP 自分の寿命より資産の寿命の方が早い!長生きする未来に向けた資産形成

「人生100年時代」と言われている現代では、老後の「お金」が大事になってきます。
自分が100歳まで生きても生活が維持できるよう、今から資産形成について考えておきましょう。

生命寿命は自分で思っているよりも長い

人間の生命寿命はどんどん長くなっている傾向にあります。
「命は儚い」とは言うものの、あなたが自分で思っているより長生きする可能性は実は非常に高いのです。
「退職前後世代の老後の生活に関する意識調査-老後生活収支に対する認識について-(2019年7月MUFG資産形成研究所)」の「自身の生命寿命と資産寿命への認識」 を見ると、「自分が予想している生命寿命よりも、実際の生命寿命は男性で3.2歳、女性で6.6歳長い」という傾向が出ています。

お金の方が、あなたの命より早く尽きてしまうかも!?

生命寿命が延びたことで、あなたの命が尽きる前に貯蓄の方が尽きてしまう、という事態にも現実味が帯びてきました。
同データ によれば、男性は予想の生命寿命よりも資産寿命(=貯蓄)の方が3.8歳早く尽きると考え、女性も予想の生命寿命よりも資産寿命が4.3歳早く尽きると考えているそうです。
しかも実際には、自身の予測する寿命よりも数年長生きする可能性が高いのです。
自分で考えている以上に、資産寿命と生命寿命のギャップは大きいようです。

老後に備えて貯蓄をしても、実際は足りない!?

自分の寿命を想定した上で資産を貯蓄したとしても、「2000万円問題」で話題になっているように実際の生活においてはお金が足りなくなる傾向にあります。
資産の状況に合わせて生活水準を落とす選択肢もありますが、高齢になるに伴い医療費などの出費も増えることを考えると、少しでも多くの貯蓄をしておくに越したことはありません。
資産形成の手段は色々ありますが、中でも不動産投資は高齢になってからも続けられるのでオススメです。

まとめ

人々の生命寿命が延びている昨今では、退職後も充実した生活を過ごすため若いうちから備えておくことが大切になってきます。
年齢が上がってからも続けられる不動産投資など、今から資産形成を始めておくことがオススメです。