2019.09.06UP 余裕がある資金の使い道で未来が変わる!貯畜志向から投資志向へ

あなたは、もし資金に余裕があればどのような使い方をしますか?おそらく、貯蓄する方もいれば、旅行や趣味に費やす方もいるでしょう。また、年代によってもお金の使い方は違うと考えられます。
今回は若い方を対象に、遊びや趣味の他に早い段階から資産形成をすることの大切さを紹介します。

資金に余裕があった場合の使い道は?

サラリーマン1万人を対象にしたアンケートでは、資金に余裕が生まれた場合の使い道として、2018年には「貯蓄」(42.7%)「投資」(14.9%)が上位になりました。2015年の結果と比較すると、「貯蓄」はマイナス1.1ポイント、「投資」で1.2ポイント上昇していることになります。また、男女別の回答によると、男性は20代の変化が大きく2018年の「貯蓄」と「投資」の差は2015年の18ポイントから10.3ポイントに縮まっており、さらに、女性では30代の「投資」を志向する比率が12.5%と、他の世代に比べて高いことがわかりました。

投資の種類について

先程のアンケート結果から、若い世代の男女共に投資に興味があるということがわかりました。ここでいくつかの投資のメリットとデメリットを挙げていきます。

●iDeCo(個人型確定拠出年金)
メリットとしては、掛け金の全額所得控除や、運用した利益が非課税になることなどの税金対策になるということが挙げられます。しかし、60歳以降にならなければ基本的には引き出せないというデメリットもあります。

●仮想通貨
誰でも譲渡できるネット上の通貨で、特徴は相場変動が非常に大きいということです。その特徴こそが、メリットにもデメリットにもなる為、ハイリスクハイリターンの投機的な投資と言えます。値動きが激しい為、利益が大きい反面損失も大きくなるのです。

●金
現物資産の代表ではないでしょうか。
メリットは金自体に価値があるということで、何かあればすぐに換金することができます。デメリットとしては、利子や配当は生まれない為、大きな利益を出すことは難しいです。いざという時の担保として、コツコツと運用していくのがオススメです。

不動産投資も資産形成の1つ

仮想通貨のように、損をすることや、アクティブな投資が怖いという方に堅実な投資をお奨めします。金も現物資産の投資ですが、その他にも不動産投資があります。不動産投資は、毎月、家賃収入が得られ、ローン返済後は実物資産となります。

まとめ

若い方の余裕がある資金の使い道として投資が上位に来ていることがわかりました。その上で、投資の種類として、流行りの仮想通貨や現物資産の金、不動産投資を紹介しました。早いうちからの投資はメリットが大きいので、将来的に金銭面が不安な方には、早めの対策をオススメします。