2019.09.03UP 金融資産が多い人ほど投資経験が多い!堅実に資産を増やす投資とは

若者に比べて高齢者のほうが金銭的な余裕があり、金融資産を多く所有していると言われますが、実際に高齢者に投資をしている人は多いのでしょうか。今回は、高齢者の中で投資経験が豊富な人がなぜ投資をしているのか、また、投資をしていない人はなぜ投資をしないのかをそれぞれパターン別に解説していきます。

保有金融資産が多いほど投資経験もある

65歳から79歳を対象にしたアンケートでは、42.9%が「投資をしている」と回答しました。また、22.8%が「過去に投資をしていたが今は全くしていない」と回答しており、合わせると3分の2が投資経験があるという結果となりました。
また保有資産別でも、保有金融資産1,000万円以上で約2人に1人以上が投資をしていると回答しました。このように、保有金融資産が多いほど投資経験が豊富と考えられ、金融資産を蓄えるためには投資が必須と言えるでしょう。

投資をしていない人の意見

次に、今回の調査では少数派だった、「投資をしていない」と回答した方のアンケート結果をみてみると、まとまった資金がないので投資をしない「全く投資をしたことがない人34.3%」または、儲からない、大きな損失で投資をやめた「投資をやめた人22.8%」となりました。

そして、あればいいと思う投資商品については「ローリスク、ローリターン」の金融商品という回答が多数となりました。投資に対して、損をするのが怖いというようなイメージをもっているとも考えられます。

コツコツと堅実に蓄えられる投資もある

先ほど述べたように、損をするのが怖かったり、アクティブな投資が怖いという方には堅実な投資をオススメします。堅実な投資とは何かというと、積み立て型の投資になります。コツコツと無理のない範囲で、積み立てていくことで長期的に資産形成をすることができます。

他にも、堅実な投資方法には不動産投資があります。不動産投資は、ローン返済後には実物資産となります。また、賃料が定期的に収入として得られるので、安定した資産形成といえます。

まとめ

高齢者の大半は金融資産を保有しており、老後資金を蓄える為には貯えるためには投資が必要ということが分かります。ですが、投資に不慣れで、怖いというイメージのある方には、コツコツと積み立てることができる投資が向いています。堅実な投資として、不動産投資を考えてみてはいかがでしょうか。