2019.08.23UP 不動産の新規投資をするなら今!賃貸物件の期待利回りの動向と考察

不動産投資は、購入した不動産を「借りたい人」に貸し、家賃収入を得るという投資方法です。
今回は、賃貸物件の投資の動向、期待利回りや、投資家からの見方を紹介していきます。

ワンルーム賃貸の期待利回り

東京の「城南地区」では前回比(2018年10月)で0.1ポイント下がる4.3%となりました。これは、日本不動産調査所の調査では過去一番低い数値となりましたが、その他の地区では「横ばい」になった地区が多く、全体の傾向として期待利回りは「横ばい」であると言えます。

今後一年間の不動産投資はどうなる?

期待利回りに関する調査では「横ばい」となったものの、「当面、新規投資は控える」という回答は前回(2018年4月)に比べ1ポイント低下しました。
そして、「新規投資を積極的に行う」という回答が全体の94%となり、前回より4ポイント増加しています。
このことからも、投資には積極的な姿勢を持っているのが、投資家全体としてのトレンドになっています。

なぜ、不動産投資に積極的な姿勢が維持されているのか?

世界経済に対する先行きの不安さというのは懸念されています。しかし、国内の不動産投資市場に焦点を当てた場合、直接的に影響するといった懸念材料が少ない、というのが現状です。

日銀の量的緩和などアベノミクス以降、不動産投資は活況が続いており、この先も、ラグビーワールドカップや東京五輪、大阪万博など国際的なイベントが続々と控えています。これらのポジティブな要因に絡んで、投資に対する積極的な姿勢が保たれています。

現在、不動産投資を迷われている方や、以前から検討されていた方は、これを機に是非前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

上記で述べた通り、期待利回りは「横ばい」ですが、それは不動産投資市場が先行きが暗いことを示すものではありませんでした。それどころか、投資家のトレンドとしては「積極的な姿勢」が大多数をしめるなど、活況を呈していると考えられます。

不動産投資は決して安い買い物ではありませんが、この機をチャンスと見て、前向きに検討しましょう。