2019.07.23UP 自分の退職金の金額はいくら?思ったより少ない!という事態 を免れるには

自分は退職金がいくらもらえるか知っていますか。退職金の支給額は減少傾向にあるため、実際にもらえる額は想像しているよりも少ないかもしれません。退職金の平均支給額を紹介したうえで、「思ったより少ない!」という事態を避けるためにしておきたいことをまとめました。

退職金の平均支給額が減少傾向

退職金の平均支給額は、学歴や勤続年数によって違いがありますが、全体として減少傾向にあります。
1992年には大卒で2,637万円、高卒で2,301万円でしたが、2016年は大卒2,374万円、高卒2,047万円で、いずれも14年間で300万円程度も減少しています。

退職金の額を知るのは退職時のケースも

退職金の額は老後の資金計画に大きく影響を及ぼしますが、退職金の金額を把握した時期を尋ねた調査では、「退職金を受け取るまで把握していなかった」と回答した人が約3割にも及びます。 これでは、受け取ったときに「思ったよりも少なかった」という事態が起きるケースも想定されるため、老後の生活に大きな影を落とします。

また、まだ退職金の支給があればよい方です。
退職金制度がない企業も多く、制度があっても勤続年数によっては支給されないこともあるため、約3割の人は退職金がゼロという調査結果もあります。

退職金に左右されない老後資金の準備を

定年退職をする時期になって、退職金がない、あるいは退職金の額に左右されるのでは、老後の生活設計がままならなくなってしまいます。事前に退職金の大まかな金額を把握しておくことが大切ですが、 2.30代の早い段階から老後資金をつくる準備を始め、退職金に左右されない体制をとることが得策です。

たとえば、不動産投資を2.30代のうちから始め、定年前にローンを完済すれば資産形成が図れるとともに、 年をとっても賃料収入を継続的に得ることができるのでオススメです。

まとめ

退職金の平均支給額が減少傾向にある中、老後にゆとりある生活を送るためには、2.30代の頃から資産形成をスタートすることが大切です。継続して安定した賃料収入を得られやすい、不動産投資を始めることを検討してみましょう。