2019.07.12UP 「投資信託は低リスク」は幻?現状を知って資産形成を見直そう!

金融取引は専門的な知識が必要で、投資初心者にとってはやや敷居が高く、難しいイメージがあるかもしれません。

しかし、「投資信託」はその道のプロである専門家(ファンドマネージャー)が、投資の判断から取引まで私たち(投資家)に代わって行ってくれるので、初めての投資として人気があります。

ここでは、投資信託とは何か?メリットとデメリットを含めて紹介します。

「投資信託」とは?

投資信託(ファンド)とは、私たち(投資家)が専門家(ファンドマネージャー)にお金(資金)を預けて運用する金融商品のことです。投資した金額に応じて運用成果が投資家に分配されます。

低リスクなイメージがあり、はじめての投資に選ばれやすい投資信託ですが、銀行預金などと違い元本保証はありません。つまり、購入額よりも売却額が下回る可能性(リスク)があるということです。

また、投資信託は「販売手数料」や「信託報酬」といった、手数料(コスト)が掛かることも忘れてはいけないポイントです。

投資信託は必ずしも低リスクではない

■ 引用:https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=61061?site=nli

2019年3月に発表された「マネーストック統計(2月)」によると、長期にわたって前年割れを記録していた投資信託が、2月になると5ヵ月ぶりにマイナス幅を縮小し、残高も5ヵ月ぶりに増加したことが分かりました。

しかし、これは2月に行われる米中通商協議への期待からとの見方もあり、昨年末以降の金融市場の混乱も記憶に新しいことから、本格的な投資信託の伸び率の回復はまだまだ先になりそうです。

ひとつの資産形成にこだわらず大きな視野を持とう

投資はひとつの資産形成にこだわらず、投資先を複数に分散してリスクの集中を避け、利益を安定させることが大切です。これを「分散投資」といいます。

例えば、投資先が1つだとその商品が値下がりしたらそれまでですが、複数の商品に投資していれば、どれか1つが下がってもどれかが値上がりすれば、値下がり分を相殺することが出来ます。

また、投資信託以外にも、株式、債権、FX、仮想通貨、といった多くの金融商品が存在しますが、長期的に安定した資産運用が可能な不動産投資もオススメです。

どの金融商品にもリスク(危険性)とリターン(利益)は存在しますが、不動産投資は他の金融商品よりも比較的リスクが少なく、長期的に安定した収入を得られる「ミドルリスク・ミドルリターン」の商品として知られています。

まとめ

若いうちから資産形成を考えることはとても大切なことです。投資信託は100円からはじめることが出来るので、興味のある方はぜひこの機会に始めてみてはいかがでしょうか?
また、長い目で将来を考えたときに「不動産投資」は比較的安定したオススメの投資といえます。
ぜひ、ご自身の人生で必要となる投資方法を実践し、将来の不安を少しでもなくしていただければ幸いです。