2019.05.10UP タンス貯金に潜むリスク。それでもまだタンス貯金を続けますか?

日本人はタンス預金をしている人が多く、さらに年々増加傾向にあるそうです。なぜみんなタンス預金をするのでしょう?本当にメリットはあるのか、デメリットは何か、また貯めるのではなく資産運用するメリットをご紹介します。

タンス預金する人が増加!

なんと日本でタンス預金している人の貯蔵金合計が50兆円という発表がされました。国民1人が81万円をタンス預金しているということになります。タンス預金とは銀行などに預けず自宅で現金を保蔵していることを言います。

毎年増加傾向にあり、キャッシュレス化を進めようとしている政府とは反対方向にあります。ではなぜ特に金利もつかないタンス預金をする人がいるのでしょうか?

タンス預金のメリット、デメリットとは?

それだけタンス預金している人がいるということは何かしらタンス預金に魅力を感じているわけですが、どんなメリットがあるのでしょうか?

1、手元におく安心感が得られる
2、ATM手数料が取られない
3、相続税対策になる

こんなメリットを感じている人が多いようですが、実は3の「相続税対策になる」に至っては課税せずに相続すると違法になります。勘違いしてメリットと思っている人が多いようです。
逆にデメリットはというと、

1、災害時など物理的リスク
2、死亡後見つけられない可能性がある
3、相続時のトラブルになる可能性が高い

物理的リスクは災害の他にも、盗難、紛失なども考えられます。銀行などに預けている場合、もし通帳をなくしても再発行してもらえますが、タンス預金の場合消失したら、それきりです。物理的なリスクがものすごく大きいように感じます。

貯めこんでいる資産を運用しよう

タンス預金のリスクは先ほど伝えましたが、だからと言ってただ銀行に預ければいいというものでもありません。今の日本の金利では100万円預けても1年で10円にしかなりません。これではせっかく貯めているお金がもったいないです。

そんな方には資産運用をオススメします。まず資産運用とはお金を元手にお金に働いてもらってお金を増やすことをいいます。これからの時代少子高齢化も進み、貰える年金が少なくなります。しかし資産運用するとその年金の代わりになる収入が将来得られる可能性があります。

誰でもできる不動産投資

不動産投資と聞くとお金持ちがするものとイメージする人が多いかと思いますが、不動産投資とは誰もが始められて、毎月安定した収入になる可能性が高いものです。

他にも、生命保険代わりになったり、相続の節税対策になったりします。ただお金を眠らせているより、そのお金を不動産に変えるだけで、新たな収入を生み出し、取られる税を少なくできるのです。

まとめ

タンス預金にメリットを感じている人がたくさんいるようですが、実はそのメリットは勘違いということが多いです。年金が減る、受給がどんどん遅くなることは知っているのに、なかなか危機感を感じて対策する人は少ないです。

ぜひ資産運用の方法を調べてみてください。いろいろと方法はありまが、不動産投資であれば将来の備えになる可能性が高いです。現実を受け止めて対策を練るようにしましょう。