2019.03.26UP 物価上昇する日本!インフレリスクに備えた資産形成のポイントは?

銀行の預貯金は確かにお金が減ることはほとんどありません。しかし、お金が減らないけど増えない預貯金では、これからの物価上昇やインフレといったリスクに備えることができません。そんな中でどうやって資産を形成していくのか、ポイントをご紹介します。

日本の物価は緩やかに上がっている?

近年、日本の物価は緩やかに上昇しています。
緩やかな上昇のため、あまり強く体感できていないかもしれませんが、日本では物価が上がり、インフレが進んでいるのです。

もし預貯金しかしていない状態だとインフレではリスクが高い

インフレが進むと、物の値段が上昇し、日本円の価値は低下します。昔は50円で変えたハンバーガーが、インフレになると、100円、200円と値上げします。その結果、同じ額のお金を持っていても、インフレが進んでしまうとその価値は減少してしまうのです。

銀行の預貯金は、安定性が高くお金が減るリスクが低い一方で、現在の超低金利の中では、資産はほとんど増えません。つまり、長年お金を預けていても、持っているお金はほとんど増えないのです。
さらに、銀行の預貯金はインフレの影響を直接的に受けてしまうため、預貯金はインフレ時にリスクが高い資産運用方法ということになります。

インフレなどによる預貯金のリスクを回避するためには、お金を経済の中で働かせることが大切なのです。

インフレ対策をしましょう

銀行にただお金を預けたままにするようでは、今後、物価が上昇し、インフレが進んでいく状況に備えることができません。
インフレに備えるためには、変動する通貨価値に対応した資産を持つことが重要です。
資産を複数の銀行口座や証券口座に分散させるとともに、効率の良い金融商品に投資することでお金を働かせ、資産価値の変化に対応することが可能になります。
インフレ対策という観点からも、預貯金でなく投資するということがこれからの社会では重要になっていきます。