2019.02.22UP 東京の人口は減らない?!将来の推計人口予測を紹介!

ワンルームマンション投資は、今後人口が減っていくので避けるべきではないかと考えている方もいるかもしれません。しかし東京であれば全国のなかでも人口が減りにくく、不動産投資をするのに向いている地域です。

●東京の今後人口状況の予測

今後人口が減少すると耳にしたことのある方もいると思いますが、これは予測上正しい内容です。国立社会保障・人口問題研究所のデータでは、日本の総人口は2015年に1億2千709万、2030年が1億1千912万、2015年に1億642万人と今後減少していくことが予想されています。しかしすべての都道府県が一律の割合で減少するのではありません。
東京都の人口推移予測は2015年で1千351万人、2030年の予想は1千388万人、2045年は1千360万人ほどとなっており、今後は増加や緩やかな減少予測となっているのです。

●各主要都市の人口は減少する

では東京以外でも主要都市であれば人口は落ち着いた変動なのかというと、そうではありません。他の主要都市では人口増加、もしくは緩やかな減少と予想されている地域はほとんどなく、首都である東京の特徴となっています。例えば大阪であれば同じ2015年、2030年、2045年の期間での人口は883万人、826万人、733万人となっており、愛知県も748万人、735万人、689万人と減少傾向です。東京都と同じ関東圏にあたる神奈川県でも912万人、893万人、831万人と増加の予測ではないため、東京は全国のなかでも人口が今後安定する地域となります。

●東京は今後単身世帯が増加と予測

東京都政策企画局によると、単身世帯の数は2015年の669万世帯が2030年には708万世帯になると予測されています。その後の2060年には620万世帯までの減少予測となっているものの、一世帯あたりの人数は2015年1.99人から2060年には1.89人と東京のなかで単身世帯は今後中心となっていくことが予想されているのです。

●今後の不動産投資で収益を得るには

こうしたデータをもとに考えると、今後は不動産のニーズは人口減少の少ない東京、そのなかでも中心世帯となる単身世帯に合わせたワンルームマンションのニーズが増加するといいます。不動産投資は人口減少で判断が難しくなるものの、しっかり将来を見据えた地域へ投資をすれば成功する確率も高まることでしょう。