2019.01.29UP 超低金利時代の今が不動産投資におすすめなワケ

バブルが崩壊してから20年以上経過し、安定期に入っている現在、預貯金の金利は0に近く、お金を預けていても、利息はそれほど望めません。資産運用には預金は向いていない状態です。また長期金利は低くなっており、不動産投資ローンは低い金利で借りられます。将来のために資産運用を始めるなら、今の日本の状況であれば、不動産投資は始めやすいのです。

日本の金利は超低金利

1990年半ばに日本はバブル崩壊を果たし、長期の景気低迷、そしてデフレの時代に突入しました。この景気低迷によって、金利は下がり低金利時代になっています。金利を見るときに1つの指標とするのが、10年国債利回りです。日本相互証券株式会社の長期金利推移グラフを見ると、現在は0.03%~-0.03%の範囲を推移しており、超低金利と言えます。過去の日本を見ると、もっとも高金利であったのは1990年であり、郵便局の定期預金の年利は6.33%にもなりました。しかし現在これほど高金利な金融商品は日本にはなく、この先も低金利状態は続くと考えられています。

不動産投資ローンが安く借りられる

日本が低金利になっているのは、金融政策の1つのためです。景気が低迷して物価が下がりデフレになれば、金融緩和政策を行い、政策金利を下げます。金利がゼロになっても、デフレが続くようであれば、マイナス金利政策も行われます。超低金利によって、現在は景気の底上げをしている状態となり、資金需要はあります。その1つが不動産需要であり、不動産投資には良い時期と言えるでしょう。超低金利はローンの金利も低くなっており、不動産投資を始めるのにローンを組んでも低金利でお金を借りられます。例えば、ある銀行の不動産投資ローンは、年利2.675%~3.675%となっています。低金利だとそれだけ利息が少なくて済むので、これからローンで資金を用意し、不動産投資をしようと考える方には、お金を借りやすいと言えます。

変動金利だと金利上昇がリスク

不動産投資ローンでお金を借りた場合には、もしも変動金利であれば、将来的に金利が上がるリスクがあります。不動産投資を始めれば、物件の家賃などの収益が投資家への利益となります。しかしローンの金利が上昇し、支払う利息が多くなれば、利益以上の支払いとなり赤字になるかもしれません。このように投資した物件で収益が出なくなった場合は、その物件を売る方法があります。ただし需要の低い物件は売れにくく、売れても安い価格となることが多いので、将来的なリスクを考えて不動産投資するなら、都心など将来的にも需要の下がらない地域の物件がおすすめです。

まとめ

超低金利時代になっている今の日本は、ローンの金利も低く、低金利でお金を借りて不動産投資を始められます。ただし変動金利だと将来的に金利上昇する可能性もあり、物件の売却も視野に入れるべきです。そのために、都心など需要の落ちない地域の物件だとリスクを回避しやすく、不動産投資に良い物件といえるでしょう。