2019.01.15UP 太陽光発電を設置しても売れない!?2019年以降で買取義務が終了してしまったらどうなる?

電気の買取料金、単価はどのくらい?

一軒家を持ちたいと考えていて、一緒に太陽光発電設備も導入しようかと思う人も多いのではないでしょうか?太陽光発電があれば、家で使う電気をまかない、さらには電気が余れば売ることができるので投資になると考える人もいるようです。
太陽光発電の電気は、固定価格買取制度により売電価格が保証されてきましたが、固定価格買取制度は2019年に終了するので今後売電出来なくなる可能性があるようです。今回は、そのあたりの電気の買取についてご説明します。

太陽光発電の電気の売電価格は、経済産業省・資源エネルギー庁の「なっとく!再生可能エネルギー」を見ると年々下がってきています。固定価格買取制度開始の2012年は42円/kWであったのが、毎年数円ずつ下がり、2017年は28円/kWと14円も安くなっています。今後は売電価格が上昇する可能性は低いと考えられており、年ごとに下がると予想されます。このために、場合によっては売電価格が下がりすぎてほとんど利益を生まなくなるかもしれません。

太陽光発電を設置しても余った電気を売れなくなる?

さて太陽光発電での電気は、固定価格買取制度があるからこそ発電して売却が可能です。しかし2019年に固定価格買取制度が終了するので、もしかすると電気を売れなくなるかもしれず、仮に売れてもいくらになるかわからない状況です。固定価格買取制度は10年間電気を買い取る制度なので、2009年に太陽光発電を設置した家庭は2019年でちょうど10年を迎え、2020年以降の買取がどうなるか未定です。

太陽光発電よりも不動産投資の方がオススメ!

自治体の補助制度もあるので、設備を導入するのも安く済むため、太陽光発電は投資としては参入しやすいと考えられています。しかし固定価格買取制度の終了、さらに発電は天候に左右されるので1年の発電量は一定ではありません。

安定した収入を得るために投資するならば、不動産投資がオススメです。ローンを使えば、物件購入は自己資金をそれほど用意しなくて済みます。メンテナンスや入居者募集などを管理会社に管理依頼すれば、負担は大幅に減ります。その為、普段仕事で忙しく働く方にも、ぴったりな投資と言えるでしょう。