2018.11.27UP 不動産投資のチャンス!増加する国内外国人の人口と狙い目の場所

日本の外国人人口が急増している中、不動産業界が需要に追い付いていない

●日本国内の外国人は増加している

日本国内では少子化傾向といわれていますが、反対に国内の外国人の人口や世帯数が急増しています。厚生労働省が発表した2016年の国内における外国人労働者数は108万4千人で、留学生は日本学生支援機構の発表によると、2016年5月現在で23万9千人となっています。

●日本人世帯よりも外国人を含んだ世帯が急増中

日本人世帯は減少傾向にありますが、外国人人口が増加することで、日本国内の総人口は外国人の占める割合が上昇しています。国が発表した人口推計を見てみると、2000年10月1日の段階では1.03%だったのに対し、2016年には1.51%に上昇しているのです。今後も外国人が増加する傾向が続くのであれば、外国人を含む世帯数も必然的に増加していくことになります。

国内の外国人人口が増加することにより、外国人のみの世帯や、日本人と外国人の複数国籍世帯の数も増加しています。2016年の1年間を見ると、日本人のみの世帯増加率よりも、外国人を含んだ世帯の増加率は7.07%も高くなっています。


●首都圏別では首都圏で外国人増加率が大きい

2017年の住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数から、都道府県別で外国人の人口と人口比率を見てみると、首都圏ということもあって、やはり東京都が一番多いです。次いで愛知、大阪、神奈川となっています。北海道などの地方都市でも外国人は増加傾向にあり、全国各地で外国人に対応した不動産の需要が高まっています。
外国人人口の多い東京都の例をとってみると、日本人の単身世帯が増加しているという背景もあります。加えて、2035年をめどに、さらに単身者は増えるといわれており、今後は外国人向け不動産と共にワンルーム不動産の需要も高まっていくと考えられます。

外国人向け不動産のメリットと注意点とは?

●外国人向け不動産のメリット

不動産投資を行い、外国人に部屋を貸すと言葉や文化の違いなどからデメリットばかり思い浮かべがちですが、外国人に部屋を貸すメリットには次のようなものがあります。

・日本で部屋を借りるのが難しいため、一度入居すると離れたがらない
・外国人ネットワークで入居者を探しやすい


これらのメリットは、外国人ならではといえるものです。

●外国人向け不動産の注意点

外国人相手となると言葉や文化の違いから日本人よりもトラブルが多いですが、契約時にきちんと説明することでトラブルを回避することができます。外国人入居者で多いトラブルには次のようなものがあります。

・言葉が通じない、連絡なしに帰国して音信不通になる
・生活習慣が異なる
・友人にまた貸しする、同居人が増える
・勝手に内装を変える

日本の賃貸システムは、外国人には理解しにくい点が多く、きちんと契約内容を把握しきれないことが多いです。賃貸管理会社の中には入居者の言語に合わせた説明書を用意してくれる場合や、違反行為時の対応を行ってくれるところがあります。またこのような対応を行っていない賃貸管理業者でも、外国人向けの保証会社を利用している場合があり、言語サポートやトラブル対応といったことを行ってもらえます。このような会社を間に挟んだうえで連絡がつかなくなったときのことや取り決めを事前に行う必要があり、また貸しなどの違反行為が発覚した際は即刻退去勧告という契約を行っておくことも大切です。

まとめ

日本国内ではさまざまな要因から外国人が増加しており、外国人と結婚する日本人や、日本に定住する外国人が増加すると予想されています。言語や文化の違いから外国人を敬遠している大家さんは多いです。しかし外国人の増加と共に日本人の単身者が増加傾向にあることから、今後はワンルームマンションの需要が今よりも一層高くなるため、ワンルームマンションは今が買いどきと言えるのです。今後の資産運用を考えて、ワンルームマンションでの不動産投資をこれから始めてみませんか?