2018.11.06UP 基礎年金の水準は対策虚しく低下の一途。年金に頼らない将来の資産形成に不動産投資

基礎年金の水準が大幅に低下!国の対策はどうなっている?

●基礎年金の水準が下がる原因

厚生労働省年金局数理課が公表した「平成26年度財政検証結果」によると、厚生年金の給付水準は2~22%の削減で済むのに対し、基礎年金は29~60%と大幅な削減が必要といわれています。この原因としては、給付削減が基礎年金と厚生年金で分けて判断していることと、長期に渡るデフレで年金額改定などの特例措置が行われたことで国民年金の財政を悪化させたことが要因といえるでしょう。

●基礎年金水準低下の国の対策は?

国が考えている基礎年金の水準低下対策ですが、根本的な対策として次の2つがあります。

・厚生年金の財政だけで削減停止を判断し、国民年金保険料を引き上げる
・国民年金と厚生年金の収支を合算し、削減停止を判断

この2つの対策を行うと、基礎年金だけでなく厚生年金も削減停止が同時に行われるので、給付バランスを固定することができます。しかし2018年は、この制度が作られた2004年より基礎年金水準が上がっているために、対策を考える必要があるのです。
根本的なもの以外の対策としては、基礎年金の拠出期間を延長するというものがあります。2018年現在は20歳から59歳までですが、これを20歳から64歳に延長し、基礎年金の水準を1割上げるという方法です。しかしこの方法は給付削減の解決まではできません。この他にも厚生年金の適応拡大などが検討されていますが、これでも基礎年金の給付削減を解決することができないのです。

将来安心して暮らしたいなら年金以外の収入源を確保することが大切!

「老後は年金暮らしで悠々自適に暮らす」というのは、もはや過去の考えです。2018年現在は給付額の削減や、給付年齢の引き上げにより会社を定年退職しても時短勤務や非正規雇用などで働いている高齢者は多いです。

また医療費などの問題もあり、年金だけではもはや老後を暮らすことが困難な状況になっているため、若いうちから老後を考えて貯蓄していく必要があります。しかし単純に定期預金や銀行への普通預金での貯蓄では、利幅が少ないためお得とは言えません。老後のことを考え資産運用を行う人も増えていますが、株やFXなどはリスクが大きいのでオススメしにくいです。その点不動産投資なら、管理会社を利用することで不動産管理の手間が省け、物件選びも仕事や家事の合間で終わらせることができます。物件選びの作業は女性向きで、女性の目線からチェックをすることで、入居率を増やすこともできます。夫婦や恋人との将来を考えてこれから資産運用を考えているのであれば、不動産投資がオススメです。

まとめ

基礎年金水準は年々低下の一方で、国が行っている対策では給付削減を解決しにくい状況になっています。安心して過ごせる老後のために、貯蓄や資産運用を考えているのであれば、老後も手間をかけることなく安定した収入を得ることができる不動産投資がオススメです。この機会に自分の老後をよく考えて、不動産投資を始めてみませんか?