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2018.06.17UP 資産運用において分散投資がどのくらい重要なのか?

資産運用には「分散投資」が重要だと聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。分散投資は、それをすることでリスク回避ができるようになり、安定した資産運用が見込めます。特に、初心者は分散投資を意識することが大切です。

この記事では分散投資について、具体的に解説します。

資産運用における分散投資とは?

資産には現金、株式、債券、投資信託、不動産、貴金属など、さまざまな種類があります。たとえば、100万円の現金を持っていたとして、特定の企業の株式を100万円分購入したとします。もし、その企業が破たんしてしまったら、100万円が水の泡となってしまいます。

しかし、資産を分散して複数の企業の株式を購入したり、債券を購入したりすれば、全財産が一気になくなるリスクは避けることができます。さまざまな資産に分散しておけば、特定の商品の価値が上昇する可能性もあるのです。

投資の世界でよく使われる格言に、「卵を一つのカゴに盛るな」というものがあります。複数のカゴに卵を入れておけば、どれか一つのカゴを落としてしまってもほかの卵は割れません。この格言からも資産運用における分散投資の重要性がわかります。

保有する商品を分散する

分散投資の方法として、まずあげられるのが商品の分散です。株式、債券、投資信託、年金・保険など、複数の商品に資産を分散させます。

現金も資産の一つなので、「すべて現金で持っておけばいい」と考える人もいるかもしれません。確かに現金はもっとも安定した資産です。しかし現在は、預金しておいても利息がほとんどつかないどころか、将来的には口座維持管理料の導入も検討されています。

また、「タンス貯金」という手もありますが、盗難のリスクを考えるとおすすめできません。インフレに伴って現金価値の低下も考えられるため、現金だけでなくほかの商品にも分散投資しておきたいところです。

区分マンション投資のように少ない資金からはじめられる不動産投資もあります。リスク分散先として、意識したい分野です。

保有する通貨を分散する

資産というと日本の通貨である「円」で考えてしまいがちですが、ほかの通貨での資産運用も検討してみるといいでしょう。現在の日本ではほとんど金利がつかない状態ですが、外貨投資なら高い金利が得られるチャンスがあります。

相場変動によるリスクもありますが、逆の可能性もあるでしょう。基本的には円資産で構いませんが、資産のうちの何割かを複数の外貨に投資することで、分散投資の効果が高まります。

タイミングを分散する

分散投資というと商品の分散をイメージするかもしれません。しかし、実はタイミングの分散もとても重要です。金融商品の価値は時間の経過とともに変化していきます。株式チャートを見ても、高い時期があれば低い時期もあることがわかるでしょう。一度下がった株価が、10年後に再び高値を付けるケースも珍しくありません。資産運用は長期的な視点から、じっくり計画を立てて行っていくことが大切です。

おすすめは「ドル・コスト平均法」という方法です。これは金額を決めて、定期的にコツコツと積み立てていくというものになります。ちなみに、買付金額を固定した場合と、買付株数を固定した場合とでは、差が出ます。

買付金額を固定したほうが、結果的に少ない金額で多くの株を購入できます。将来的に株価がどのように変動するかはだれにもわかりません。タイミングをずらしながら一定金額を購入することで、リスクの分散が可能となるのです。

長期的に分散投資することがポイント

ここまで資産運用に重要な分散投資について説明してきましたが、商品や通貨の分散はもちろん、タイミングの分散がとても重要です。一度に一つの商品を購入するのではなく、長期的にバランスよく投資をしていくことが、安定した資産運用のポイントです。