2018.06.17UP これからはシンクロキャリアの時代!サラリーマンにオススメの副収入ベスト3
安倍政権が掲げている「人づくり革命」の前提にあるのは、これから先、日本人は“人生100年時代”に突入するという予測です。平均寿命だけではなく、元気に活動できる健康寿命も伸びていることから、これまでとは違ったライフプランの構築が求められています。
そのための具体的な政策を進めていくための会合、「人生100年時代構想会議」においては、設置の理由として次のような定義がなされています。
「人生100年時代を見据えた経済・社会システムを実現するための政策のグランドデザインに係る検討を行うため、『人生100年時代構想会議』が設置されました」
このことからもわかるように、これからはすべての人が「シンクロキャリア」を模索する必要があります。シンクロキャリアとは、複数の仕事を本業として持つということです。では、そのために何をすればいいのでしょうか。具体的な方策について考えてみましょう。
これからはサラリーマンもシンクロキャリアの時代
高度経済成長期を経て、私たち日本人の暮らしは、ある特定のモデルが一般化するようになりました。そのモデルとはいわゆる、「一億総中流」という言葉にも象徴されているように、多くの家庭が横並びの報酬である“サラリーマン世帯”でした。
サラリーマン世帯においては、基本的に男性が会社員として働き、女性は専業主婦として家庭を支えます。収入は年齢を経るごとに上がっていく「年功序列型」で、雇用は定年まで保障されている「終身雇用」が一般的だったのです。
しかし2000年代に入り、そのような古き良きモデルは失われていきました。収入は安定せず、年功序列や終身雇用も過去のものとなりつつあります。そのような状況において、きちんと収入を確保していくためには、シンクロキャリアという概念が欠かせません。
サラリーマンのためのシンクロキャリア「ベスト3」
では、具体的にどのようにしてシンクロキャリアを形成していけばいいのでしょうか。ここで大切なのが、きちんと収入を得るということです。収入を伴わないシンクロキャリアは、ボランティアの延長となってしまいます。そうなると、キャリアという点では効果が限定的となりかねません。
特にサラリーマンに向いているシンクロキャリアには、次の3つがあげられます。
1.シェアリングビジネス
1つめは「シェアリングビジネス」です。シェアリングビジネスとは、シェアリングエコノミー(共有経済)の普及に伴い、自らのスキルや持ち物をシェアしてお金を稼ぐ手法のことです。たとえば、ちょっとした手伝いをしたり、あるいは自動車や部屋の貸し出しなどを通して、お金を稼ぐ感覚をつかんでみてはいかがでしょう。
2.クラウドソーシング
スキルの共有という意味では、「クラウドソーシング」も似ています。クラウドソーシングとは、インターネット上で仕事のやりとりをするサービスのことで、空いた時間をお金に変えられるしくみともいえます。翻訳やデザイン、あるいはプログラミングなど、自分に合ったクラウドソーシングを行うことで、より効率的にシンクロキャリアを行うことができます。
3.不動産投資
サラリーマンの“安定収入”という点に着目すると、「不動産投資」もおすすめです。不動産投資は金融機関からの融資が基本のため、安定した職業についている人であれば、誰にでもチャンスがあります。また、時間や労力をとられることもなく、他の仕事にも集中できるという意味においても不動産投資は優れています。まさに、不労所得というわけです。
不動産投資で実現するシンクロキャリア
このうち、とくに不動産投資はシンクロキャリアへの入り口として最適です。なぜなら不動産投資は、他の仕事を持ちながらでも行うことができ、かつ、家賃収入によって一定の収入が確保されやすいためです。将来的に新しいキャリアへとチャレンジする際にも、経済面で強い味方となるでしょう。
また不動産投資は、自己資金が潤沢でなくても、無理なくはじめられるのが特徴です。具体的には、金融機関からの融資を受けて、レバレッジを効かせながら着手できます。その点、資産形成にもつながり、シンクロキャリアの実現を大きく後押ししてくれることでしょう。
自らの特性を見極めて時間と労力を投資しよう
シンクロキャリアには、さまざまな種類のものがあります。できることなら、食わず嫌いをすることなく、いろいろな仕事を経験してみるといいでしょう。その過程において、自分への理解も深まり、シンクロキャリアの方向性が見えやすくなるはずです。幅広い視点からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。