2018.05.02UP東京都区の賃貸物件の取引件数はダントツで多い! ~ 特に件数が多い区はどこ? ~

不動産投資を考える際、どの地域のマンションを購入するべきか悩むところです。表をご覧いただければ一目瞭然で、東京23区の賃貸物件取引数がダントツで多いです。マンションの購入で迷っているなら、東京23区内で選んだ方が無難でしょう。
理由はいろいろありますが、まずビジネスの中心は依然として東京にあること、次に有名大学も東京に集中していることです。このことから、東京23区は日本で最も人の出入りが多く、物件の取引数も多くなっています。
では、23区の中でいちばん取引数が多いのはどこでしょう。

首都圏賃貸居住用物件の取引動向(2017年07~09月)
引用元:公益財団法人東日本不動産流通機構

大田区の賃貸物件取引数がいちばん

表によると、いちばん賃貸物件取引数が多い区は大田区という結果になっています。実のところ、住みたくない街の上位常連の蒲田も大田区なのですが、田園調布もあり、住むエリアによっては人気が高くなるようです。都心へのアクセスも良く、高級住宅地もある一方、下町情緒もあり、昔からの商店街もあって家賃相場もそう高くないなど、住みやすさが人気のようです。

世田谷区は二位

住みやすい街として、世田谷をあげる方は多いのではないでしょうか。成城や深沢など、高級住宅地があることからセレブタウンとしても有名です。他に若者向きの店の多い三軒茶屋、大きな公園のある駒沢があることも人気の理由のひとつでしょう。エリアによっては治安が大変よく、公園も多いことから子育てにも向いているようです。長期に物件を借りる傾向も高いようです。

新宿区が三位

新宿区というと、あまり住宅があるイメージはないかもしれませんが、神楽坂、早稲田、四谷も新宿区になります。新宿駅をすこし離れると、閑静な住宅街が広がることに驚くでしょう。お祭りも盛んで、住民の結束は強いイメージもあります。またエリアによっては映画館やデパートのある新宿が歩いていける距離にあるのですから、とても便利です。利便性を重視する方に人気があります。

まとめ

上位の三つの区はそれぞれ魅力が違いますが、どこも住みやすいというところでは共通するようです。不動産投資でのマンション購入では、人気の高いエリアを選ぶことがポイントです。それぞれの人気の理由を考慮し、住民の傾向を探ることも目的にあった物件購入に役立つでしょう。