2018.04.26UP東京の賃貸マンションは安定的! ~ 過去10年間の家賃相場を振り返る ~

ワンルームマンションを購入される方の中には、投資目的で購入される方も多いでしょう。マンションの価値は年を追うごとに目減りする、というのが一般的です。しかし、東京のワンルームマンションは、家賃相場が安定しています。ワンルームマンションの購入を考えるなら、東京の物件がおすすめです。

2017不動産業統計集(9月期改訂)
引用元:公益財団法人不動産流通推進センター

利便性を優先する単身者

表をみていただければわかるように、ファミリータイプのマンションの家賃は10年間でマイナスとなっていますが、ワンルームタイプのマンションは10年間価格がほぼ変わりません。
このことから、子供のいるファミリー層は戸建てや郊外のより広く安い物件を求め、単身者は東京での利便性を優先させるということが読み取れます。

東京の人口は減らない

少子化にともない店子が減り、家賃も下落するという将来に対する見方がありますが、東京に限っていえば、それはあてはまらまいでしょう。SOHO型の仕事が増えているとはいえ、依然としてビジネスの中心は東京です。また有名大学の多くも東京に集中していることから、労働力人口や学生人口は今後も安定が見込まれています。
人口の減少で、一時的に東京の人口も減るという見方もありますが、医療機関や美術館、映画館など娯楽施設の充実から、団塊世代の都心回帰も考えられます。

今後もますます東京人口は増え続ける

2020年の東京オリンピック開催に向け、今東京のあらゆるところで再開発が進んでいます。それと同時に、ベンチャー系のIT企業などもインテリジェンスビルの環境の整っている東京に集中しています。若い労働力が集まることからも今後も東京はますます発展していくと考えられます。また、独身者が増加傾向にあることから、ワンルームマンションの需要は高まると見られます。

まとめ

地方では少子化による、人口減少が徐々に深刻化すると考えられますが、東京に限ってはその心配はないでしょう。高齢化社会になっても諸事情により、単身となった高齢者が都心回帰する見方が有力です。安定した投資目的のマンション購入であれば、東京に限定した方がいいでしょう。