2023.07.28UP     マンション投資の現金一括購入とローンの比較ポイント

近年、安全性の高い投資として「マンション投資」が人気を集めています。
マンション投資をしたいけれど、現金一括購入とローンのどちらを選べばいいのか分からないという方のために、
現金一括購入とローンの比較ポイントを解説します。

マンション投資における現金一括購入とローンの比較

マンション投資における現金一括購入とローンの違いは、以下の通りです。

・現金一括購入
現金一括購入はローンとは違い融資審査の影響を受けないので、目当ての物件をスムーズに購入することができます。
また、審査がない分、物件の購入までの期間が短い点が特徴です。
現金一括購入はその言葉どおり即時の購入となりますので、金利は発生しません。

・ローン
現金一括購入の場合、数千万円単位のまとまったお金が必要です。
しかし、ローンの場合、不動産価格の20~30%の頭金を用意できれば、不動産投資を始めることができます。
つまり、現金一括投資よりも早い時期に投資ができるわけです。
また、現金では購入できない価格の物件も購入できます。ローンは金利がかかりますが、金利の一部を経費に計上することも可能です。

現金一括購入とローンで迷った場合の判断基準

ローンには審査があり、中には審査に通りにくい属性を持つ方もいらっしゃいます。
その場合には、現金一括購入を選択することで不動産投資を始められます。
現金一括購入時のメリットは以下の通りです。

・毎月のローン返済がない
不動産投資ローンでは毎月ローンを返済することになりますが、
家賃収入がなかなか入らない場合は返済できないリスクが発生します。
また返済に追われると、金銭的にも精神的にも負担が大きくなりがちです。
現金一括購入では、このような返済リスクがありません。

・審査なく目当ての物件を購入できる
ローンの場合、自身の年収や勤続年数で条件を満たせなかったり、投資したい物件の担保性が低かったりすると、
融資を受けられないことがあります。
一方、現金一括購入であれば融資審査がないので、自分の目当ての物件を購入してすぐに不動産投資を始めることが可能です。

現金一括購入とローンでは、それぞれにメリットデメリットがありますので、
投資の目的や経営のスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。

まとめ

現金一括購入とローンのどちらを選ぶかは、投資家の経済状況や物件の条件などによって変わってきます。
投資初心者や女性の場合、ローン返済のリスクに追われたくないという方も少なくありません。
できるだけ安全重視で投資をしたいとお考えなら現金一括購入、
収益性や効率を重視する場合はローンによる不動産投資がオススメです。